フォルクスワーゲン・ティグアン 詳細データテスト おすすめは実用グレード デジタル化はほどほどに

公開 : 2024.06.02 20:25

スペック

レイアウト

プラットフォームはフォルクスワーゲンの改良版MQBエボで、ティグアンの基本的なレイアウトは従来どおり。エンジンはフロント横置きで、駆動輪もフロントだ。

サスペンションは前ストラット/後マルチリンク。スプリングはコイルで、アダプティブダンパーはオプション。前後重量配分は、実測で58:42だった。

エンジン

プラットフォームはMQBエボの改良版で、FFレイアウトベース。サスペンションはコイルスプリングで、アダプティブダンパーはオプション。前後重量配分は、実測で58:42だ。
プラットフォームはMQBエボの改良版で、FFレイアウトベース。サスペンションはコイルスプリングで、アダプティブダンパーはオプション。前後重量配分は、実測で58:42だ。

駆動方式:フロント横置き前輪駆動
形式:直列4気筒1498cc、ターボ、ガソリン
ブロック・ヘッド:アルミニウム
ボア×ストローク:φ74.5×85.9mm
圧縮比:12.5:1
バルブ配置:4バルブDOHC
最高出力:150ps/5500rpm
最大トルク:25.4kg-m/1500~3500rpm
エンジン許容回転数:6200rpm
馬力荷重比:97ps/t
トルク荷重比:16.5kg-m/t
エンジン比出力:100ps/L

ボディ/シャシー

全長:4539mm
ホイールベース:2692mm
オーバーハング(前):-mm
オーバーハング(後):-mm

全幅(ミラー含む):2150mm
全幅(両ドア開き):3660mm

全高:1660mm
全高(テールゲート開き):2120mm

足元長さ(前席):最大1070mm
足元長さ(後席):580~770mm
座面~天井(前席):最大1030mm
座面~天井(後席):960mm

積載容量:490〜652L

構造:スティール、モノコック
車両重量:1541kg(公称値)/1606kg(実測値)
抗力係数:0.28
ホイール前・後:8.0Jx20
タイヤ前・後:255/40 R20 VXL 101V
コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5 SUV
スペアタイヤ:なし(パンク修理キット)

変速機

形式:7速DCT
ギア比/1000rpm時車速〈km/h〉
1速:-/- 
2速:-/- 
3速:-/- 
4速:-/- 
5速:-/-
6速:-/- 
7速:-/-

最終減速比:-

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:14.9km/L
ツーリング:15.9km/L
動力性能計測時:8.0km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):11.6〜11.9km/L
中速(郊外):15.6〜16.1km/L
高速(高速道路):17.2〜17.8km/L
超高速:13.7〜14.5km/L
混合:14.7〜15.4km/L

燃料タンク容量:55L
現実的な航続距離:818km
CO2排出量:149g/km

サスペンション

前:マクファーソンストラット/コイルスプリング、スタビライザー
後:マルチリンク/コイルスプリング、スタビライザー

ステアリング

形式:電動機械式、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.2回転
最小回転直径:11.7m

ブレーキ

前:-mm通気冷却式ディスク
後:-mm通気冷却式ディスク
制御装置:ABS、EBD
ハンドブレーキ:電動、センターコンソール右側にスイッチ設置

静粛性

アイドリング:41dBA
全開時(4速):74dBA
48km/h走行時:62dBA
80km/h走行時:66dBA
113km/h走行時:69dBA

安全装備

ABS/ESC/EBD/HBA/ASR/レーンアシスト
Euro N CAP:テスト未実施
乗員保護性能:成人-%/子供-%
歩行者保護性能:-%
安全補助装置性能:-%

発進加速

テスト条件:乾燥路面/気温14℃
0-30マイル/時(48km/h):3.4秒
0-40(64):4.9秒
0-50(80):6.9秒
0-60(97):9.4秒
0-70(113):12.5秒
0-80(129):16.1秒
0-90(145):21.0秒
0-100(161):27.7秒
0-110(177):38.2秒
0-402m発進加速:17.2秒(到達速度:133.1km/h)
0-1000m発進加速:31.3秒(到達速度:167.7km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
日産キャシュカイ1.3DIG-T MHEV 158テクナ(2021年)
テスト条件:乾燥路面/気温21℃
0-30マイル/時(48km/h):3.3秒
0-40(64):5.5秒
0-50(80):7.2秒
0-60(97):10.0秒
0-70(113):12.6秒
0-80(129):15.9秒
0-90(145):20.9秒
0-100(161):27.0秒
0-110(177):37.2秒
0-402m発進加速:17.4秒(到達速度:135.2km/h)
0-1000m発進加速:31.5秒(到達速度:168.5km/h)

中間加速

20-40mph(32-64km/h):3.0秒(2速)/4.0秒(3速)

30-50(48-80):4.0秒(3速)/5.5秒(4速)

40-60(64-97):4.5秒(3速)/5.5秒(4速)/7.5秒(5速)/10.3秒(6速)

50-70(80-113):5.7秒(4速)/8.0秒(5速)/10.6秒(6速)/15.9秒(7速)

60-80(97-129):6.9秒(4速)/8.5秒(5速)/11.4秒(6速)/17.1秒(7速)

70-90(113-145):9.7秒(5速)/12.8秒(6速)/20.6秒(7速)

80-100(129-161):12.3秒(5速)/14.7秒(6速)

制動距離

テスト条件:乾燥路面/気温14℃
30-0マイル/時(48km/h):8.8m
50-0マイル/時(64km/h):24.1m
70-0マイル/時(80km/h):46.0m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.58秒

ライバルの制動距離

日産キャシュカイ1.3DIG-T MHEV 158テクナ(2021年)
テスト条件:乾燥路面/気温21℃
00-0マイル/時(48km/h):8.5m
50-0マイル/時(64km/h):23.6m
70-0マイル/時(80km/h):47.3m

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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