【アルピナGTファミリーの最新モデル】 2024年末に導入予定 BMWアルピナ B3/B4GT

公開 : 2024.06.10 11:45

外観とカラーバリエーション

パワフルな外観

エクステリアにおいてB3 GTおよびB4 GTは、特別なGTモデルであることを明示する複数の特徴を備えた。

小さなカナードとスプリッターによって、その存在が強調されているロゴ入りのフロント・スポイラーは、新デザインのリア・ディフューザーと組み合わせることで、フロントとリヤの総合的なエアロダイナミクスのバランスが高まったと彼らは語る。

ニューBMWアルピナB3/B4 GT
ニューBMWアルピナB3/B4 GT

なお、GTモデルのリア・ディフューザーは、ブラックのハイグロス仕上げとし、テールパイプもブラック仕上げとなる。

グランクーペのフロントエンドは、内部構造が一新されたニューBMW 4シリーズのヘッドライトによって先進的な印象が強調されている。

オプションで選択可能なアダプティブLEDヘッドライトは、リアに立体的なライト・グラフィックを備えた新しいBMWライト・デザインを採用した。

B4 GTグランクーペには、オプションの3ACトウバーと組み合わせて、ブラック・ハイグロス仕上げのアルピナ標準ディフューザーが装着される。

更にB4に装着されていたモダンなデザインのアルピナ・オリジナルの20インチ鍛造ホイールが、B3 GTにも標準装備となった。

非常に繊細なスポークはダイヤモンド・カットが施され、ロック可能なホイール・ハブ・カバーに向かってスポークの立体感が強調されており、ホイールはGT専用のデザイン・カラーであるオロ・テクニコ仕上げ。リム部分には控えめに本モデル固有のGTのレタリングがシルバーであしらわれている。

カラーバリエーション

伝統的なアルピナ・ブルーとアルピナ・グリーンは、もっとも人気の高いアルピナ専用色であることは変わりないが、オロ・テクニコのエクステリア・デザインとも完璧に調和しているとアルピナは言う。

さらに、BMWインディヴィジュアルのソリッド・ペイント、ファッション・グレー/ブリュースター・グリーン/イモラ・レッドや、メタリック・ペイントのデイトナ・バイオレット/カーボン・ブラックもマッチングが良く、推奨のカラーウェイとなっている。

エクステリアには、モデル固有のGTレタリングが施されたオロ・テクニコ仕上げのクラシックなアルピナ・デコ・セットも選択でき、フロント・スポイラーのアルピナロゴは、同様にオロ・テクニコで仕上げられる。

インテリアとコックピット

オロ・テクニコ スポーティーにしてエレガント

インテリアでは、多くのディテールがGTのカラースキームを踏襲している。

オロ・テクニコは、アルピナ独自の最高級ラヴァリナ・レザーに手作業で仕上げられたステアリング・ホイールのステッチ、アルマイト処理されたアルミニウム製のアルピナ・スウィッチ・トロニック・シフト・パドル、そしてフロア・マットとラゲッジ・コンパートメント・マットのブラック・レザーの縁取りのステッチにも使用された。

ニューBMWアルピナB3/B4 GT
ニューBMWアルピナB3/B4 GT

控えめなGTのレタリングは、ドアシル・トリムと新しいスポーツ・ステアリング・ホイールに見られる。

新世代BMWコックピット・デザイン

モダナイズされた新しいコックピットには、アルピナの慣例に従って、個別のシリアル・ナンバーが記載された製造番号プレートがセンター・コンソールに取り付けられ、ブッフローエの製品であることの証明になっている。

エンジン・コンパートメント・バッジにも、このシリアル・ナンバーが刻印され、アルピナでは、新しいBMW 3シリーズおよび4シリーズと異なり、センターコンソールにクラシックなBMWのギア・セレクターを引き続き採用することになったという。

運転支援システムとしてはB4 GTグランクーペにはBMWドライビング・アシスタント・プロフェッショナルが標準装備される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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