今年話題となったコンセプト・モデルたち
公開 : 2014.12.24 23:50 更新 : 2017.06.01 02:11
アウディTTスポーツバック
次々と送り込まれるアウディのコンセプト。アウディのデザイナーやエンジニアの健康状態の心配は置いておいて、こちらのモデルもTTファミリーの1台。2+2シーターの新型リフトバックは、ほとんどこのコンセプトの内容を踏襲するとのこと。
ベントレー・グランド・コンバーチブル・コンセプト
先月のロサンゼルス・モーターショーにて披露されたグランド・コンバーチブルのことを ”ベントレー史上きってのオープン-トップ・モデル” とベントレーは主張。ミュルザンヌ・スピードと同じ6.75ℓツインターボV8ユニットを載せること、ならびに実際の製品化を期待していいとの旨をAUTOCARに公式に伝えてくれた。
BMWビジョン・フューチャー・ラグジュアリー
前後ピラーレス・ドア、最先端のレーザー・ヘッドライト、3Dグラフィック・ディスプレイ、磨きこまれたアルミやウッドが配されるインテリアなどが自慢のビジョン・フューチャー・ラグジュアリー。いくつかの技術は2015年末の登場が噂される7シリーズの次期モデルに反映されるのだそう。
シトロエン・ディバインDS
DSブランドの将来的なデザイン言語を象徴するモデルとして8月のパリ・モーターショーに姿を現したディバインDS。リア・ビュー・カメラで得た映像を、ルーム-ミラーに映し出すことにより、リア・ウインドウが廃された点がこのモデルのハイライトだ。またパリのオートクチュール・ファッションを支える刺繍工房のメゾン・ルサージュとオーストリアのチロル州で創業したクリスタル・ガラス製造会社であるスワロフスキーとタッグを組んだことによりキャビンは妖艶な高級感に包まれている。
フォードS-マックス・ヴィニャーレ
キルティングが施された柔らかいレザー・シート、網目柄が浮彫りされたアルミ・パネル、21インチ・アロイ・ホイール、ユニークな塗装仕上げ。これらすべてはS-マックスのフラッグシップ・モデルのシンボルだ。モンデオ・ヴィニャーレに続く、2台目の最上級グレードとして来年から生産が始まる。
ホンダ・シビック・タイプRコンセプト
10月のパリ・モーターショーにて、ホンダは最速のシビック・タイプRを開発していることを公に認めた。完全に新設計の2.0ℓ i-VTECガソリン・ターボが組み合わされる予定で、とある情報筋によると304psと41.5kg-mを発生するとのこと。”驚愕のドライビング・エクスペリエンスを提供する” と自信たっぷりのニュー・モデルが待ち遠しくてならない。
ヒュンダイ・イントラード
韓国発のヒュンダイは、その将来的なビジョンを示す場にジュネーブ・モーターショーを選んだ。イントラードの名を冠する超軽量クロスオーバー・クーペを突き動かすのは水素燃料電池。シャシーにCFRP素材を充てがうことにより、スチール製に比べてストラクチャー全体で70%軽量に、2倍頑強になっているとのこと。将来的にはCFRPシャシーの量産化を見込んでいるのだそうだ。