DSコレクションの最後を飾る フラッグシップセダンDS 9に特別仕様車 「エスプリ・ド・ボヤージュEテンス」

公開 : 2024.06.16 11:45

DSは「DSコレクション」の最後を飾る一台として「9」に特別仕様車を発表。シリーズ第一弾は、2023年7月発表のDS 4およびDS 7、第二弾は、2024年2月発表のDS 3。今回はどんな仕様なのでしょうか?

フラッグシップにもDSコレクション

DSはフラッグシップセダン「DS 9」の特別仕様車である「DS 9 エスプリ・ド・ボヤージュEテンス」をメーカー希望小売価格(税込)892万円で発売する。

オートクチュールの息吹を吹き込む「DSコレクション」。そのテーマである「エスプリ・ド・ボヤージュ」シリーズは、落ち着きと品を備えた室内空間や細部まで吟味された特別な意匠により、乗り手を「心に響く旅(エスプリ・ド・ボヤージュ)」へ誘う事を意識してデザインされたモデルだという。

DS 9 エスプリ・ド・ボヤージュEテンス
DS 9 エスプリ・ド・ボヤージュEテンス

シリーズ第一弾は、2023年7月発表のDS 4およびDS 7、第二弾は、2024年2月発表のDS 3。そして最後を飾るのが、今回発表の DS 9だ。

最大の特徴

ドアを開けた瞬間に広がる、特別仕様車ならではのパールグレーのナッパ―レザーインテリアだ。

光をふんだんに取り込むスライディングガラスルーフや、ぺブルグレー・ルーフライニングと共に、華やかながらも落ち着きのある空間を演出し、パリから広がる旅路を表現したエンボス加飾がセンターコンソールリッドに施され、特別な車に触れる喜びをオーナーに提供するとDSは述べた。

今回の特長は?

エクステリアの特徴

特別仕様車ならではの、レーザーエッチング加工を施した「エスプリ・ド・ボヤージュ」の意匠をまとうドアミラーを装備。ボディカラーは、落ち着きと優雅な印象を併せ持つ、人気のクリスタル・パールとなる。

パワートレイン

GPF(ガソリン・パーティキュレ―ト・フィルター)の性能向上及び、ソフトウェアの改良を図り、EV航続距離が65kmから78km、ハイブリッド燃料消費率が16km/Lに伸長したという。加えて環境性能割、グリーン化特例、エコカー減税、及びCEV補助金の対象となる。

安全、快適面

DS 9 エスプリ・ド・ボヤージュEテンス
DS 9 エスプリ・ド・ボヤージュEテンス

DS 9に標準設定のナイトビジョンを装備することで、夜間や暗闇での視界補助を行い、夜間走行で前方を赤外線カメラ監視し、その映像をインストルメントパネルに投影することでドライバーに注意を促し、安全な旅をサポートする。

同様に標準設定の「DSアクティブスキャンサスペンション」は、カメラで前方の路面状況を読み取りサスペンションを制御することで、浮遊したまま移動するかのような乗り心地を生み出すと付け加えた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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