自然の中で過ごすと気分が良くなるのに、しないのはなぜ? ベントレー環境財団についてのお話

公開 : 2024.06.16 08:05

慈善活動の影響だけでない

慈善活動の影響だけでなく、ベントレー環境財団は更なる成果を上げていると強調する。

バイオミミクリー・インスティテュートの「レイ・オブ・ホープ賞」の卒業生がベントレーのデザイン部門に働きかけ、社内のチームに自然から着想を得たプロジェクトのさらなる統合と応用を検討するよう促した。

ベントレー環境財団
ベントレー環境財団

クルーにいる4000人以上の社員を対象に、ベントレーの専門パートナーが主催する、持続可能性に関するトピックについて話し合う「Let’s Talk Sustainability(サステイナビリティについて語ろう)」フォーラムが開催された。

一方、ベントレーの社員のためのボランティア活動の機会も年間を通して開催され、財団パートナーからの統合コンテンツも同社のeアカデミーカリキュラムに追加され、ベントレーはまた、最近、「環境基金ネットワーク」と「キャタリスト2030」のメンバーにもなった。

ハバブのディレクター兼共同設立者ギャビン・エリス

「ベントレー財団とパートナーシップを組み、イギリス全土のコミュニティの自然へのアクセスとつながりを増やすことができることを嬉しく思います。私たちが協力することで、草の根コミュニティ主導の緑地が繁栄し、それを利用する人々の環境とウェルビーイングの向上につながるでしょう」と述べる。

フォーラム・フォー・ザ・フューチャー最高経責任者サリー・ユーレンOBE博士

「フォーラム・フォー・ザ・フューチャーでは、持続可能性の次の波は、”公正で再生的 “な考え方、つまり私たちが直面している問題への対応の中心に人と地球を置く考え方が中心になると考えています。

そのため、私たちはベントレー環境財団と提携しています。私たちは、2021年に発表した「ビジネス変革の羅針盤」を更新します。改訂されたツールキットは、すでにガイダンスを実践している先駆的企業による実例を提供することで、インスピレーションを与えるものです。フォーラムはまた、ビジネススクールと連携し、次世代のビジネスリーダーへの働きかけを強化していきます」という。

リニューアブル・ワールドCEOイーモン・キャシディ

「ベントレー環境財団との新たなパートナーシップを嬉しく思います。私たちのパートナーシップは、持続可能な生計を築き、気候変動に取り組み、人間と野生動物の衝突を減らそうとする地域社会やその他の利害関係者を支援するものです。

これは、バッグ・バイオディジェスターのような最近試験的に導入された技術のパッケージをテストし、太陽電池式ウォーターリフトのような実績のある技術を新たな状況で適応させる絶好の機会です。

また、私たちのソリューションを拡大し、ネパールの他の地域やその他の地域でも公平で永続的な変化を生み出すために、他の人々を巻き込む貴重な機会でもあります」と声明を発表した。

ベントレーモーターズのチーフコミュニケーション&DEIオフィサー、ベントレー環境財団責任者ウェイン・ブルース

「ベントレーは12ヶ月前、世界中の環境プロジェクトのために300万ポンドを寄付し、基金を立ち上げました。それ以来、私たちはパートナーシップの大きな成功を目の当たりにしてきました。

ベントレーが持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとなることを目指すと同時に、当財団は世界的な環境問題に対する次世代のソリューションを目標に掲げています。」 そして、「さらに良いことに、寄さまざまな方々に寄付をいただくことで真に特別な活動の一部にご参加いただきたいと考えています。」と締めくくった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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