【7人乗りEV】 メルセデス・ベンツ新型「EQB」予約注文受付を開始 あらゆるライフスタイルにフィット
公開 : 2024.06.18 11:45
メルセデス・ベンツはEVであり、コンパクトSUVである新型「EQB」を発表しました。日本の道路環境下において取り回しのよいサイズでありながら、最大7名の乗車や大きな荷物も積載できる点が魅力です。
新型「EQB」予約注文受付を開始
メルセデス・ベンツは、EVのコンパクトSUVである新型「EQB」を発表し、予約注文受付を開始した。顧客への納車は「EQB 250+」は開始、「EQB 350 4マティック」は本年7月下旬頃より順次予定するという。メーカー希望小売価格(税込)はそれぞれ811万円と899万円となる。
EQBは、全長4685mm/全幅1835mm/全高1705mmと日本の道路環境下において取り回しのよいサイズでありながら、2830mmと長いホイールベースを活かした最大7名の乗車や大きな荷物も積載できるなど日常の使い勝手も両立させた電気自動車だという。
そして、これまでのメルセデス・ベンツの特長である安全性/操縦安定性/快適性/利便性/品質などを高いレベルで並立させており、さらに電気自動車を購入するに際しての不安を解消する数々のサービスも用意された。
7人乗りで積載性に優れており、家族や友人と過ごすあらゆるライフスタイルにフィットする電気自動車だと表現している。
パワートレインと航続距離/デザイン
パワートレインと航続距離
EQB 250+
フロントアクスルに交流同期電動機が搭載され前輪を駆動し、最高出力は190ps/最大トルクは39.26kg-mを発揮。
十分な加速力を持ちながら、内燃機関の自動車からの乗り換えであっても違和感を感じないスムーズな制御をしていると彼らは言う。車体へのモーターの搭載方法を工夫し、モーターからの振動や騒音が車内に伝わらないよう配慮し静粛性も高められた。
EQB 350 4マティック
フロントアクスルに交流誘導電動機を1基、リアアクスルに交流同期電動機を1基搭載する四輪駆動モデルだ。最高出力は292ps/最大トルクは53.03kg-mを発揮する。
前後アクスル間のパワーバランスを走行状況に応じて毎秒100回の頻度で高度に調整することに加え、リアの電気モーターをメインとして、フロントの電気モーターを高負荷時等にサポートとして使うことで電力量消費率を最適化すると同時に、フロントアクスルの誘導モーターの部分負荷域における引きずり損失を最小限に抑えることを基本思想としている。
デザイン
EQBのデザインは、メルセデス・ベンツのデザインの基本思想である「センシュアルピュリティ(官能的純粋)」をより先進的に表現する「プログレッシブ・ラグジュアリー」というコンセプトの下にまとめられている。
エクステリアデザインは、前後のオーバーハングが短く、タイヤをボディの4隅に配置して居住空間を最大限確保するという機能的パッケージを大切にしながらも、筋肉質でエモーショナルな都市型SUVの洗練されたプロポーションであると語る。
また新型EQBのエクステリアは、従来モデルから以下の変更が行われている。
・メルセデス・ベンツ電気自動車の最新デザインを踏襲し、立体的なスターパターンをあしらった「フロントグリル」に統合されたフロントフェイス
・新デザインのフロントバンパー
・エレクトリックアートライン(標準仕様)に新デザインのホイールを採用
・新デザインのリアコンビネーションランプ(内部のみ)