ポルシェ、EVパナメーラの開発を中止
公開 : 2014.12.24 22:40 更新 : 2017.06.01 02:11
ポルシェのリサーチ&デベロップメントの責任者、ウルフガンツ・ハッツは、新しいパナメーラのプラットフォームを使用したテスラ・モデルSのライバルを作るという計画に関して、ノーという回答をしたという。
2016年にデビュー予定の新しいパナメーラに関しては、メイン・ストリームとなるモデルの他にも、BMW 5シリーズのライバルとなる異なるボディ・スタイルを持つ、やや小さめのバージョンも作製されるという噂がある。しかし、その両車をベースにしたEVモデルは作られることはないという。
「われわれはスポーツカー・メーカーだ。」とハッツは語った。「確かに、ステラは素晴らしいクルマであることは間違いない。しかし、パフォーマンスや機敏さに関しては、エンスージァスティックなスポーツカーとはならない。テクノロジーがそれら問題を解決するまで、EVポルシェはお預けになるということだ。」
確かに2011年以降、ポルシェはEVのパナメーラの開発をスタートしていた。しかし、ハッツによれば、スポーツカーとしての正当性を持つまでには至っていないという。また、現行のプラグイン・ハイブリッドで十分顧客は満足していると考えているようだ。