925馬力のアウディ最強モデル登場 「eトロンGT」大幅改良、デザイン一新 装備も充実化

公開 : 2024.06.20 06:05

デザイン一新、装備も充実化

従来のeトロンGTとRSモデルはほとんど同じ外観だったが、今回の改良でさらなる差別化を図った。

S eトロンGTでは、内燃エンジン搭載のSモデルと同様、フロントエンドの左右に三角形のインサートを採用した。

アウディRS eトロンGTパフォーマンス
アウディRS eトロンGTパフォーマンス    アウディ

一方、RSモデルにはアグレッシブなL字型のインサートを採用している。また、グリルにはエンボス加工の六角形パターンを採用し、ディフューザーの形状も変更した。新デザインのホイールやボディカラーも追加されている。

インテリアでは、ステアリングホイールの上下がフラットになり、タッチセンサー式のボタンパネルが採用された。RSモデルでは3種類のドライブモードを切り替えるサテライトボタンが備わる。また、これまでオプションだった14ウェイ調整可能なスポーツシートが標準装備となった。

ドイツ向けの価格は、S eトロンGTが12万6000ユーロ(約2135万円)、RS eトロンGTが14万7500ユーロ(約2500万円)、RS eトロンGTパフォーマンスが16万500ユーロ(約2720万円)に設定され、現在注文受付中だ。全車標準装備が向上しているが、実質的には値上がりとなる。

記事に関わった人々

  • イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    英国編集部ライター
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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