【AMGラインエクステリア標準】 メルセデス・ベンツCLEにカブリオレ発表 艶消しカラーも

公開 : 2024.06.28 11:45

メルセデス・ベンツはブランド唯一のカブリオレとなる「CLE 200カブリオレ・スポーツ」を発表しました。ボディカラーはマグノ(艶消し)カラーを含む9色から選択が可能となり、AMGラインエクステリアも標準採用。

ブランド唯一のカブリオレ

メルセデス・ベンツはブランド唯一のカブリオレとなる「CLE 200カブリオレ・スポーツ(ISG搭載モデル)」(以下、CLEカブリオレ)の発売を開始した。メーカー希望小売価格(税込)は936万円。

CLEカブリオレは、スポーティーなエクステリアデザインとエレガントなインテリアを併せ持つオープントップモデルだ。キャビン内へ風の巻き込みを低減するフロントウインドウ上縁のウインドウディフレクターと後席後ろのドラフトストップより構成されるエアキャップや、首元を温めることができるエアスカーフにより、外気温が低い時のオープンエアドライブがより快適になる。

メルセデス・ベンツCLE 200カブリオレ・スポーツ
メルセデス・ベンツCLE 200カブリオレ・スポーツ

ソフトトップは時速60km以下であれば20秒以内に完全電動で開閉操作ができ、インテリアは、12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイがコックピットを先進的かつ機能的に引き締めた。

オプションの本革シートは、夏場に熱くなりすぎないように太陽の赤外線を反射する特殊コーティングが施され、また、メルセデス・ベンツのカブリオレで初めて後部座席の乗員用に2つの独立したヘッドエアバッグを採用し、衝突の影響を軽減するプレ・セーフ機能とエアバッグにより乗員を保護する。

さらに、学習能力や使い勝手を高めた第3世代のMBUXも搭載。ドライバーの操作負担を軽減するルーティン機能や予測提案を行うゼロレイヤーなど、新時代の室内環境を提供。

パワートレインは、ISGにより電動化された2L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、ゆとりのある走りを実現するという。

スポーツサスペンションが標準となる他、連続可変ダンピングシステム搭載のダイナミック・ボディコントロール・サスペンションをオプションで用意し、快適性を損なわずにスポーティでダイナミックなドライビングが楽しめると述べた。

主な特長

オープンエアドライブ

遮音性と耐候性に優れたアコースティックソフトトップは室内のノイズレベルを大幅に抑制し、クローズ状態では室内の高い静粛性を実現する。

ソフトップの操作は停車中だけではなく時速60kmまで走行中でも可能で、作動時間は20秒以内であり、急に悪天候になった時でも物理ボタンによる操作で素早くソフトトップを閉じることが可能だという。

メルセデス・ベンツCLE 200カブリオレ・スポーツ
メルセデス・ベンツCLE 200カブリオレ・スポーツ

フロントウインドウ上部のウインドウディフレクターとドラフトストップから構成される「エアキャップ」が空気の流れを上方に高く跳ね上げると共に後方から室内への風の巻き込みを低減する。

フロントシートに内蔵されたエアスカーフにより首元を暖めることで外気温が低い時でも快適なオープンエアドライブを楽しめるほか、フロントシートにはシートヒーターを備え、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選択するとシートヒーターに加えシートベンチレーターが備わる。

遮音性と耐候性に優れたアコースティックソフトトップは標準でブラック、オプションでレッド、グレーを用意し合計3色から選択可能だ。

安全性

CLEカブリオレは、強化されたボディシェル構造により、オープントップモデルでも高いレベルの安全性を備える。剛性の高いAピラーにより、万が一の横転の際に生存スペースを確保することもできるという。

また、後部座席用に新しく2つの独立したヘッドエアバッグを採用。衝突の影響を軽減するプレセーフ機能とエアバッグにより乗員を保護する。

インテリア

インテリアは、12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイがコックピットを先進的かつ機能的に引き締める。

中央のメディアディスプレイは、ソフトトップ開放時に日光の差し込む向きが変わることで生じる光の反射を防ぐため、傾きを電動で調整する機能を備えており、美しく独創的なライティングが車内の洗練された雰囲気を一層高めるアンビエントライトプレミアムを標準装備する。

これは64色からカラーを選べる他、複数のカラーを組み合わせた演出も可能であることに加え、直接光と間接光の組み合わせが先進的に車内を彩るばかりでなく、アクティブブラインドスポットアシストの降車時警告灯としても機能するという。

CLE専用に開発されたフロントシートは、スポーティなデザインを採用した一体型スポーツシートとなりドライビングマインドを刺激する。

シート素材は標準でレザー・アルティコ(ブラック)、オプションで4色の本革内装を用意。本革内装を選択した場合は、マルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)やシートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)も装備され、前席乗員に極上の快適性を提供する。

本革シートには、夏場に熱くなりすぎないように太陽の赤外線を反射する特殊コーティングが施されており、また、ソフトトップを閉じた状態でも、涼しいシートのおかげで車内が熱くなることが少なくなるメリットも併せ持つ。

オプションのブルメスター3Dサラウンドサウンドシステムと組み合わせると、フロントシートのヘッドレストに2つのスピーカーが配置され合計17個のスピーカーが搭載される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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