【AMGラインエクステリア標準】 メルセデス・ベンツCLEにカブリオレ発表 艶消しカラーも
公開 : 2024.06.28 11:45
カブリオレとしての特長
トランク
容量385リッター(ソフトトップを収納した状態で295リッター)のトランクは、日常の使用に実用的な容量を備えており、必要に応じて、60:40の分割可倒式リアシートのバックレストを倒すことで、長尺物の搭載が可能となる。
また、両手がふさがっているときでも、リヤバンパー下部に足を近づけるだけでトランクを開けることができるフットトランクオープナーを標準装備した。
エクステリア
フロントデザインは、立体的なスターパターンを採用したワイドなAシェイプのフロントグリル、僅かに逆スラントとしたシャークノーズ、スリムなフルLEDヘッドライト(デジタルライト)、空力性能に優れた力強いフロントエプロンが逞しくも美しい印象を与える。
また、ロングボンネットに配されたパワードームもフロントマスクのダイナミックな印象を強調する。
サイドは、ヘッドライト/リアコンビネーションランプからそれぞれ伸びる前後のライン、ドアパネル下部を後方に向かって僅かに上昇しながら貫くライン、これら3本のラインが伸びやかなサイドの優美な曲面に絶妙なエッジを加えることで面の美しさを強調。
同時に力強く張り出した前後ホイールアーチを印象的に引き立てている。また、アルミホイールは標準で19インチ、オプションで20インチを用意。どちらもスポーティかつ精悍なスタイリングを強調する。
リアは、力強く張り出したフェンダーとスポーティなデザインのリアエプロン、左右をダークレッドのトリムでシームレスに繋いだ2ピースデザインのスリムなリアコンビネーションランプが、上質で存在感のあるリアエンドを形成した。
なお、今回導入するCLEカブリオレは、AMGラインエクステリアが標準採用され、力強くスポーティなスタイリングとなっており、ボディカラーはマグノ(艶消し)カラーを含む9色から選択が可能となる。
肝心の走りと最新装備
パワートレイン/走行性能
ISGにより電動化されたパワートレインは、スムーズで滑らかなドライビングをもたらし、専用のサスペンションがスポーティなドライビングにも対応。ダイナミックなスポーツ走行からコンフォートクルージングまで楽しめるとメルセデスは語る。
2L直列4気筒直噴ターボエンジン(M254)+ISG
最高出力204ps/最大トルク32.63kg-mを発揮する2L直列4気筒エンジンがトランスミッションの間に配置される第2世代のISGと組み合わされ、短時間、最大で23ps/20.90kg-mの電動ブーストが可能となる。
トランスミッション
トランスミッションには9Gトロニック・オートマチックトランスミッションを採用。1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現するという。
スポーツサスペンション
通常走行時にはしなやかで快適な乗り心地でありながら、ハードなコーナーリング時など一定以上の負荷がかかった場合に、瞬時に減衰力を高められるセレクティブダンピングシステムを採用したスポーツサスペンションを標準装備する。
ダイナミック・ボディコントロール・サスペンション
連続可変ダンピングシステム搭載のダイナミック・ボディコントロール・サスペンションをオプション設定。路面状況やドライビングスタイルに応じてサスペンションセッティングを調節することで、俊敏なハンドリングと快適な乗り心地を高次元で両立する。
ダイナミックセレクト
ドライブ、ステアリング、ESP、サスペンション、サウンドの設定を統合制御するダイナミックセレクトを標準装備。「エコ」/「コンフォート」/「スポーツ」/「インディヴィジュアル」の計4つの走行モードによって、車両の特性を瞬時に切り替えることが可能となる。
これにより、モードを切り替えるだけで、ダイナミックなスポーツ走行からコンフォートクルージングまで様々なドライビングフィールを味わうことができる。
インテリジェントドライブ
最新世代のインテリジェントドライブが高度な安全性と快適性を提供。CLEでは革新的なヘッドライトであるデジタルライトをはじめ、各種レーダーセーフティ機能、各種駐車支援機能が標準で搭載される。
デジタルライト
片側100万画素以上の高解像度を誇るデジタルライトを標準装備。対向車や標識への遮光を極めて精密に行うと同時に、配光制御も飛躍的に高精度化したことに加え、照射距離を大幅に拡大するウルトラハイビームや対向車や前走車などを検知しハイビームが当たらないよう照射範囲を調節するアダプティブハイビームアシスト・プラスも備わる。
レーダーセーフティ
Sクラスに搭載されるメルセデス・ベンツの安全運転支援システムを標準装備。ドライバーの負担を減らす機能や様々な状況下で事故を未然に防ぐ機能、事故を避けられない場合に最大限乗員を保護する機能など、全方位でサポートが行われる。