【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表

公開 : 2024.07.01 17:45

生まれ変わったグランドツアラー、新型コンチネンタルGTスピードは第4世代に進化しました。新設計のパワートレイン「ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッド」が驚異的なパフォーマンスを発揮します。GTCも同時発表。

第4世代となる新型コンチネンタルGTスピード

ベントレーは発売21年目を迎えたコンチネンタルGTシリーズの第4世代となる新型コンチネンタルGTスピードを発表した。

スーパーカーと呼ぶにふさわしいパフォーマンス、職人の手で生み出されるラグジュアリー、普段使いできるユーザビリティの高さが究極の融合をみせるコンチネンタルGTが新しく生まれ変わったと同社は表現する。

ベントレー新型コンチネンタルGT/GTCスピード
ベントレー新型コンチネンタルGT/GTCスピード

バカラルとバトゥールのコーチビルドを通して確立した新しいデザインDNAをベースに、エクステリアとインテリアを徹底的に見直しつつディテールはすっきりとモダンに仕上げたと語る。

4L V8エンジンに190psの電気モーターを組み合わせた完全新設計のパワートレイン「ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリット」が最高出力782ps/最大トルク101.97kg-m、0-100km/h加速3.2秒という傑出したパフォーマンスを実現。また電気だけで81km(EUドライブサイクル)、トータルで859km走行でき、スーパーカーでありながら普段使いにも適している。

新パワートレインのパフォーマンスに合わせ、シャーシも新しくなった。新設計の2チャンバーエアスプリングに新設計のデュアルバルブダンパーを組み合わせたことに加え、ベントレーダイナミックライド(48Vアクティブアンチロールコントロール)、eLSD、トルクベクタリングを搭載し、コンチネンタルGT史上初となる49対51というリア寄りの重量配分と相まって、驚異的なボディコントロールとシリーズ最高の乗り心地を実現するという。

車両内部の革新的技術は、クラストップの性能を誇るドライバーアシスト、インフォテインメントシステム、コネクテッドカーサービスだ。

新しいエクステリアは未来を見据えたデザイン革命の一環から誕生し、コンチネンタルGTのフロントフェイスが過去20年で最大の変貌を遂げている。ベントレーの主力モデルにシングルヘッドライトが採用されるのは1950年代以来となった。

ベントレーが世界に誇るインテリアのデザイン、素材、品質、クラフツマンシップも健在であり、加えて、ウェルネスを重視したシートテクノロジー、新設計のエアーイオナイザー、3Dテクスチャーのレザー、新デザインのモダンなキルティング、新しいテクニカル仕上げのダーククロームなどが新たに導入している。

400Vの電気アーキテクチャも完全新設計であり、ラグジュアリーカーブランドの中で現時点において最も先進的なパワートレイン技術を提供できるのは、この電気アーキテクチャーのおかげだという。WLTPモードでのCO2排出量は29g/km、電気のみの航続距離は81kmとなる。

またコンバーチブルのコンチネンタルGTCがクーペモデルと同時発売されるのもコンチネンタルGT史上初であり、オープントップとクローズドルーフの両方の走りを堪能したいという顧客の希望をGTCが最高のカタチで叶えると述べた。

クーペもコンバーチブルも英国クルー本社のドリームファクトリーにて、すべて手作業で製作され、生産および納車は第3四半期に開始予定だとアナウンスされている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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