【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表

公開 : 2024.07.01 17:45

ベンチマークとなるインテリア

コンチネンタル・シリーズではこれまでも、世界トップクラスの美しいインテリアと、イングランド・クルー本社のカーボンニュートラル工場で職人たちが生み出した最高のクラフツマンシップを感じることができたとベントレーは強調する。

新型グランドツアラーのシートとドアにはモダンファッションデザインからインスピレーションを得た精巧なキルトパターンが新たに採用され、彫刻を思わせるキルティング、フェードアウトしていくパーフォレーション、新デザインのキルト刺繍が施されたキャビンが乗員を最高の環境で包み込み、極上の旅を演出する。

ベントレー新型コンチネンタルGT/GTCスピード
ベントレー新型コンチネンタルGT/GTCスピード

コンチネンタルGTのシートは20通りに調節でき、その快適性と洗練性は長きにわたって業界標準とされてきた。インテリアの新しいオプションであるウェルネスシートを選択すると、「ポスチュラル・アジャスト」と「オート・クライメイト」が前席に装備され、疲労を最小限に抑えて至高のリラクゼーションを叶える。

新登場の「ダーク・クローム・スペシフィケーション」を選択すると、現代的な美しさと控えめなキャラクターを備えたキャビンに仕上がり、ドアハンドル、スイッチ、スピーカーグリルをはじめ、キャビンの随所にダーククロームが使用される。

ベントレーのビスポーク部門であるマリナーも様々な特別装備を手掛けており、マリナーに依頼すれば最新モデルのさらなるパーソナライゼーションが可能となるとベントレーは付け加えた。

またコンチネンタルGTには3種類のオーディオシステムが用意される。標準装備のオーディオシステムは650Wで10スピーカーとなるが、バング&オルフセンは1500Wで16スピーカー、照明付きスピーカーグリルを備え、ライフスタイルに寄り添う設計となる。

ナイムforベントレーは2200W、18スピーカーで、前席にアクティブ・バス・トランスデューサーを内蔵、サウンドモードは8種類あり、オーディオファンの方を納得させるという。

従来モデルと同じく、ウインドスクリーンとサイドウインドウに遮音性のある合わせガラスを使用しているため、遮音性のないガラスを取り付けた場合と比べて車内への騒音が9デシベル低減された。

加えて革新的なベントレー・ローテーション・ディスプレイも先代モデルから継承されており、ローテーション・ディスプレイは12.3インチ高解像度ディスプレイの面、優美なアナログメーター3個の面、そして手作業で仕上げられ、フェイシアとひと続きになるウッドパネルの面で構成される3面ユニットである、ボタンに触れるだけで希望の面を選択できる。

キャビンを取り囲むように配置されたムードライティングが、シートやドアの彫刻のような形状と調和して乗員を包み込むような心地よさをもたらし、ムードライティングは30色から選択可能となる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事