メダル獲得の最短ルートを道案内!? パリ五輪出場、サーフィン松田詩野選手にパナソニックがエール

公開 : 2024.07.02 17:05

6月27日、横浜市のパナソニックオートモーティブシステムズ社で行われた「松田詩野選手 パリ2024オリンピック壮行会」のもようを紹介します。同社の永易社長も参加し、松田選手に熱いエールを送りました。

移動のポイントは「移ごこちデザイン」

松田選手は今月より開催される2024パリオリンピックのサーフィン女子日本代表で、出場内定第一号としても話題になった人物。2022年11月からパナソニックのAV一体型ナビ、「ストラーダ」の広告キャラクターを務めている。

パナソニックオートモーティブシステムズ社の社員70人が集まった会場では、松田選手、社長の永易正吏さん、社員代表の船戸涼平さん、河野円香さんが、同社が掲げる「移ごこちデザイン」をテーマとしたトークセッションを展開した。

メッセージボードには応援の言葉がびっしりと刻まれている。松田選手の大きな力となるに違いない。
メッセージボードには応援の言葉がびっしりと刻まれている。松田選手の大きな力となるに違いない。    浜先秀彰

「移ごこちデザイン」とは移動空間を心地よく過ごせる環境を創出することで、パナソニックオートモーティブシステムズ社では具体的に3つの移ごこちデザインを提案。

「人の移ごこち」として、人の快適を追求し、あらゆる移動をくつろぎや自由に満ちた心地よい時間に変えていく。

そして「街の移ごこち」として、クルマや歩行者、自転車など、街ゆくすべての人たちが安心して心地よく移動できる世の中を目指す。

また、「地球の移ごこち」として、環境につねに配慮し、地球にとっても心地よい移動を追求していくという。

本番3週間前から現地(タヒチ)入り

松田選手はクルマでの移ごこちを高めるために、ストレッチボールやアロマを持ち込んで自分の部屋のようなリラックスできる空間となるよう工夫しているとのこと。

サーフィン競技はクルマでの移動が多いとのことで、車内での過ごし方も上手だ。

トークセッションの様子。左から永易社長、松田選手、同社社員の船戸さん、河野さん。
トークセッションの様子。左から永易社長、松田選手、同社社員の船戸さん、河野さん。    浜先秀彰

もちろん壮行会であるだけに、松田選手にインタビューをするような形でパリオリンピックに関する話題も数多く展開。

「競技会場であるタヒチ(フランス領ポリネシア)のパワフルな波によって、サーフィンを初めて見る人の印象も素晴らしくなると思います。いいものを見せたいという気持ちが高まってきています」と今現在の率直な思いを語り、

「自分が満足できるいい波に乗って、メダルを持ってまた戻ってきたいと思います」と応援をしてくれるすべての人へと力のこもったメッセージを送った。

開催のおよそ3週間前となる今週末の7月6日からはタヒチに入りし、連日練習や調整を行う予定となっている。最終の仕上げに入るということで、現地の波に早く慣れてどんな波のコンディションでも乗れるようにしておきたいという。

サーフボード型の応援メッセージも

そしてトークセッションの中では社員からのエールとして巨大なサーフボード型の応援手書きメッセージボードがプレゼントされ、描かれている思いのこもったコメントを読む場面も。

ここには「目立つように黒サインペンで書いた」という永易社長からの熱いエールもしっかりと刻まれていた。

壮行会の最後は同社のイメージカラーであるグリーンをあしらったカーペットを歩いて社員の拍手の中で見送られた。
壮行会の最後は同社のイメージカラーであるグリーンをあしらったカーペットを歩いて社員の拍手の中で見送られた。    浜先秀彰

そして壮行会の最後は「希望」、「勝利」、「栄光」といった花言葉を持つ花をアレンジした、抱えるのも大変な大きな花束が永易社長から松田選手へと手渡された。

パリオリンピックのサーフィン競技は7月28日から31日(日本時間)に行われる予定となっている。これを機会にサーフィンに興味を持たれた方は、ぜひネットなどで情報のチェックをしていただき、松田選手への応援をしてほしい。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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