ホンダ「2ドア・クーペ」復活へ! 新型プレリュード欧州導入 2.0Lガソリン「e:HEV」採用か

公開 : 2024.07.09 18:05

プレリュードが目指すもの

以下、プレリュードのプロジェクト・リーダーを務める山上智行氏とのQ&A。

――バッテリーEVのパワートレインは搭載しないのでしょうか?

ホンダ・プレリュード・コンセプト
ホンダプレリュード・コンセプト

「バッテリーEV、特にバッテリー技術については、現在も日々技術開発が進んでいると考えています。しかし、ハイブリッド・パワートレインの方がより良いバランスをもたらすと考えられる、さまざまな要件があったのです」

――プレリュードから何を学び、今後のモデルにどう活かしていきますか?

「ハイブリッド・パワートレインにはまだまだ改良の余地があることがわかりました。また、今は完全電動化への移行期であるため、ハイブリッド・パワートレインはさまざまな用途に活用できる可能性を秘めています」

――ターゲットとする市場について、さらに詳しく教えて下さい。

「日本では、プレリュードは女性をデートに誘うのに最も魅力的なクルマでしたが、わたし達は、デートは必ずしもパートナーと一緒である必要はないと考えています。子どもと一緒でもいいのです。プレリュードが共通の趣味のようなものになり、子どもと親が一緒にデートを楽しむようなものになれば、とても素晴らしいことだと思います」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    英国編集部。英グラスゴー大学を卒業後、モータージャーナリストを志しロンドンに移住。2022年からAUTOCARでニュース記事を担当する傍ら、SEO対策やSNSなど幅広い経験を積んでいる。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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