ヘリックス・バン

英国の新興企業ヘリックス(Helixx)は、小型四輪車規格「L7e」に合わせて設計したEVで、新しい商用バンの形を提案している。マクドナルドにヒントを得たという革新的なフランチャイズ工場モデルを確立し、事業者向けに稼働時間1時間あたりわずか20ペンス(約400円)でのリース販売を目指す。グッドウッドでは生産工程を紹介し、デモ走行を披露した。

ヘリックス・バン
ヘリックス・バン

ホンチー

中国の高級車ブランドであるホンチー(紅旗、Hongqi)が、2026年にも英国に進出することが明らかになった。

ホンチー
ホンチー

ロータスエメヤ

ポルシェタイカンのライバルとなるロータスの中国製EV。最高出力611psのエメヤSと917psのエメヤRがグッドウッドをデモ走行した。

ロータス・エメヤ
ロータス・エメヤ

ロータス・エヴァイヤX

フォルクスワーゲンID.Rの対抗馬となる電動ハイパーカー。市販仕様のエヴァイヤにアグレッシブなエアロパッケージを装着し、ニュルブルクリンクのラップタイム更新を狙う。

ロータス・エヴァイヤX
ロータス・エヴァイヤX

MGサイバーGTSコンセプト

「MGB GTの後継車」という紹介は、クラシックカーファンの前では避けたほうがいいかもしれない。サイバーGTSは、先に投入されたサイバースターの4人乗りクーペ版である。現段階ではまだコンセプトだが、関係者によると早ければ2025年にも発売される可能性があるという。

MGサイバーGTSコンセプト
MGサイバーGTSコンセプト

MG HS

新型PHEVのHSは、3万2000ポンド(約660万円)以下で120kmのEV航続距離を謳う。MGの情報筋によると、HSは中国市場向けのRoewe RX5をベースにしているが、欧州市場の好みに合わせてスタイリングを変更したという。

MG HS
MG HS

イネオス・アーケイン・ワークス

英イネオス・オートモーティブの新部門アーケイン・ワークスは、同社の大型SUV「グレナディア」のカスタマイズを手掛けることになる。特別仕様車のシリーズを立ち上げ、顧客の要望に合わせて高度なパーソナライズを行う。

イネオス・アーケイン・ワークス
イネオス・アーケイン・ワークス

ランドローバーディフェンダー・オクタ

ディフェンダーシリーズに新たに加わったオクタは、マイルドハイブリッドの4.4L V8ツインターボを搭載した過激なオフロード車だ。グッドウッドではダイナミックな走りを披露した。

ランドローバー・ディフェンダー・オクタ
ランドローバー・ディフェンダー・オクタ

ランザンテ・タグ・チャンピオンシップ

クラシックなポルシェ911ターボに80年代のF1用V6エンジンを搭載したのが、ランザンテ・タグ・チャンピオンシップだ。車両重量わずか920kgで最高出力625psというパフォーマンスを誇りながら、公道走行が可能とされる。

ランザンテ・タグ・チャンピオンシップ
ランザンテ・タグ・チャンピオンシップ

記事に関わった人々

  • チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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