【レクサスに3ペダル登場】 LBXに「モリゾウRR」新規設定 ビスポーク・ビルドの100台も限定抽選販売
公開 : 2024.07.18 13:30
実現した、非日常の高揚感を味わえる走り
LBX HEVモデルで徹底的につくり込んだサスペンションもモリゾウRRでは更に鍛え上げた
フロントはHEVモデルで新開発した軽量高剛性なストラット式を採用しながら、いかなる速度域/走行場面でも曲がる操舵と質感の更なる向上のため、ロアアームへ熱硬化脂を塗布し焼き付けることによる、世界初のレスポンス向上減衰構造REDS(Response-Enhancing Damping Structure)を新開発した。
リアには高い応答性とグリップ力を確保するダブルウィッシュボーン式を採用。高剛性なピロボールジョイントなどによってブッシュ特性、部品剛性を最適化、タイヤのグリップを引き出し、様々な路面状況での高いコントロール性を実現。
ブレーキシステム
冷却性能を最大限引き出すためATモデルはフロントにベンチレーテッドの2ピースディスク、リアにソリッドディスクを設定。MT モデルではフロントにペンチレーテッドの2ピースティスク、リアにベンチレーテッドディスクを設定した。
加えてフロント(AT/MTモデル)とリア(MT モデル)にスリットローターを採用。ペダル剛性感を重視したチューニングをすることで、スポーツ走行に適したブレーキフィーリングを実現した。
レクサスならではの静粛性の実現
LBXで徹底的にこだわった音や振動の発生源を抑制する源流対策を、LBXモリゾウRRでも追求した。
HEVモデルで施したエンジンマウントの最適配置による起動時のショック低減や、ルーフパネルのマスチックシーラーの一部に高減衰タイプを採用し走行時の車内静粛性の向上などに加え、リアボディサイドへ塗布型制振材を設定。
さらに、各フェンダーへ不織布基材のフェンダーライナーを、エンジンアンダーカバーへ吸音材を設定することで静粛性を高めたという。
アクティブサウンドコントロール機能
車両の走行状態やドライブモードに応じたスポーツ走行サウンドをオーディオスピーカーから鳴動するアクティブサウンドコントロール機能を搭載。
クルマの加速や減速に合わせエンジンやエキゾーストサウンドをアシストし、躍動感あふれるドライブを演出する。
空力性能の向上
レクサス・パスファインダー・エアーレーシングとの活動の中で培った技術を活かし、空力性能をさらに向上させた。
フロント
バンパーサイドに設定した水平フィンが走行中の車両姿勢を安定させ、パンパーサイド内の右側に搭載されたサブラジエータと左側に搭載されたトランスミッションオイルクーラー(AT車のみ)に対しては、走行風を集約しバンパー側面のスリットから排風することにより、効果的に冷却させるとともに、タイヤ側面の流れを流し空気抵抗を低減させる。
リア
パンパーサイドの流れを側面の張り出しとして縦フィンで飛ばすことで、風を巻き込ませず後方へ安定的に流し、背面空気抵抗を低減させた。
さらに床下へ、NACAダクト付きエンジンアンダーカバーを採用し、下部ダクトから床下を通る走行風を取り込むことで、トランスファーを冷却、長時間のサーキット連続走行の実現に貢献する。