【ラージ商品群・国内第2弾】ついに登場CX-80の第一印象レポート マツダ「新フラグシップ」ここにあり

公開 : 2024.08.22 11:30  更新 : 2024.08.23 09:18

限られたボディサイズ ぎりぎりのせめぎ合い

このCX-80は、すでに海外で販売されているCX-90という3列シートSUVの車幅を狭めたモデルと解釈できる。

日本や欧州で販売されるCX-80は、全長×全幅×全高=4990×1890×1705(ルーフレール装着車は1710、全高はいずれもマツダ社内測定値)mmという数値にして、このデザインとパッケージングを実現しているのだ。

CX-80の第一印象レポート
CX-80の第一印象レポート    小川和美

そこには、開発陣の譲れないこだわりと、数えきれない苦労があったという。

この日の取材では、CX-80の開発主査を務めた柴田浩平氏、パッケージング担当の高橋達也氏、デザイン本部主査の玉谷聡氏の3名にインタビューする機会が得られた。

柴田氏、高橋氏からは、CX-80が先行するCX-60やCX-8とどう違い、どう進化しているのか。さらに深掘りして、マツダが推し進める「ラージ商品群」のこれまでとこれからもお聞きした。

玉谷氏には、「魂動デザイン」と「ラージ商品群」との関係や、ナローボディならではの魅力や制約について、じっくりお話を伺うことができた。

CX-80の開発のこだわりが詰まったインタビューは、「マツダCX-80の前後関係」からお読みいただきたい。

CX-80のハンドルを握り、開発陣がこだわりを込めた「走り」を取材できる日が、今から待ち遠しいものだ。

記事に関わった人々

  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。
  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

マツダCX-80の前後関係

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