ニュルブルクリンク、破産
公開 : 2012.07.21 11:21 更新 : 2017.06.01 01:00
グリーン・ヘルの異名を持つドイツのニュルブルクリンク・サーキットが破産宣告を受けた。
ラインラント・プファルツ州がオーナーであるニュルブルクリンクは、1300万ユーロ(12億4000万円)の援助をEUに申し出ていたが、これが認められなかったのだ。現在、ニュルブルクリンクは、インヴェスティションズ・ウント・ストラクターバンク(ISB)に3億3000万ユーロ(314億円)、その他の債権者に対して8300万ユーロ(79億円)の合計4億1300万ユーロ(393億円)の負債がある。
ニュルブルクリンクは2014年に国から2億1500万ユーロ(205億円)の投資を受けていた。その投資には遊園地とホテルを建設し、レジャーとビジネスセンターとすることも計画されていた。
2007年以降、F-1ドイツ・グランプリは、ホッケンハイムとニュルブルクリンクが毎年交代で開催しているが、このため2013年にニュルブルクリンクでドイツ・グランプリが開催されるかは不透明となった。