【3台のフェラーリ・プロサングエ】 日本の伝統と革新を巡るグランドツーリング 約1000キロを走破

公開 : 2024.07.29 11:45

グランドツーリング4日目

4日目 箱根~大観山~小田原~鎌倉~大黒PA~東京

一行は、富士山と芦ノ湖の眺望が素晴らしい大観山を目指す。

参加者たちは芦ノ湖スカイラインプロサングエの性能をじっくりと味わい、箱根ターンパイクでは、加速や制動、そしてハンドリング性はもちろん、何よりも箱根の山にこだまするV12自然吸気エンジンのサウンドが、ドライバーを虜にしたという。

フェラーリ・プロサングエ・ジャパン・グランドツアー
フェラーリ・プロサングエ・ジャパン・グランドツアー    フェラーリ

大観山から湯河原パークウェイを一気に下った一行は、江之浦測候所にて日本の歴史と現代の芸術的な融合を目の当たりにした。

大海原の絶景を眼下に、モダンなガラス張りのギャラリー、日本の伝統的な様式を今に伝える建築、庭園、茶室、考古遺産などが広大な敷地内に美しく配され、どの場所からでも人々が積み重ねてきた文化的所業の数々を肌で感じることができたと語る。

湘南海岸を走り抜け、日本のクルマ文化の新たな発信場所となった大黒パーキングへ。そこから首都高速を使っていよいよ日本の首都、東京へ向かう。

海外からのジャーナリストは、それまでの自然や歴史に包まれた景色からドラマティックに一転して近代的な様相となった車窓からの風景に驚きつつプロサングエをドライブした。

このグランドツアーは、フェラーリの革新的技術と日本の永遠の魅力が融合する稀有な機会となり、プロサングエの魅力を余すところなく伝える成功を収めたと彼らはいう。

フェラーリは、この体験を通じて、プロサングエが単なる移動手段ではなく、文化的探求と新たな発見の媒体となることを実証したと締めくくっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事