14年ぶり高性能ワゴン BMW新型「M5ツーリング」が8月15日発表へ 727馬力のPHEVか

公開 : 2024.08.05 06:05

BMWは新型「M5ツーリング」を8月のモントレー・カー・ウィークで公開予定だ。合計出力727psのプラグインハイブリッド・パワートレインを採用する見込み。

2010年生産終了した「E61型」以来初

BMWの新型ステーションワゴン「M5ツーリング」が8月15日に公開されることが決定した。14年ぶりの復活となる。

新型M5ツーリングは、米カリフォルニア州で開催されるモントレー・カー・ウィークにてデビューを飾る予定だ。

M5ツーリングはセダンよりも80Lほどトランク容量が拡がると予想される。(編集部作成予想イメージCG)
M5ツーリングはセダンよりも80Lほどトランク容量が拡がると予想される。(編集部作成予想イメージCG)    AUTOCAR

仕様はまだ明らかにされていないが、M5のセダンと同じ4.4L V8ツインターボと電気モーターからなるハイブリッド・パワートレインの採用が確実視される。セダンでは合計出力727psと最大トルク102kg-mを発生する。

18.6kWhの駆動用バッテリーを使用し、セダンでは電気のみで75kmを走行できる。ステーションワゴンのツーリングでは、ルーフラインが高いため空気抵抗が増える可能性があり、この距離は若干短縮されるかもしれない。

また、車両重量もM5セダンの2.4トンから微増し、0-100km/h加速タイムは3.5秒より遅くなる可能性もある。

当然ながらトランク容量は拡大され、約540Lになると予想される。

M5に「ツーリング」が設定されるのは、2010年に販売終了となったV10エンジン搭載のE61型以来となる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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