【マイバッハから同ブランド初のEV登場】 メルセデス・マイバッハ EQS 680 SUV 一目でマイバッハとわかる「EQS」
公開 : 2024.08.05 17:45 更新 : 2024.08.06 15:34
メルセデス・マイバッハ初のラグジュアリーSUV電気自動車「EQS 680 SUV」を発売すると発表しました。上質かつサステナブルな素材を融合させ、植物由来原料で加工したシートなどが採用されています。
マイバッハ初のラグジュアリーSUV電気自動車
メルセデス・マイバッハは初のラグジュアリーSUV電気自動車「メルセデス・マイバッハ EQS 680 SUV」(以下、マイバッハ EQS SUV)を発表し、メーカー希望小売価格(税込)2790万円で発売を開始する。
マイバッハ EQS SUVは、電気自動車である「EQS SUV」をベースに、高級感のある専用のフロントマスクや2トーンペイント、アルミホイールなどを採用。ラグジュアリーな外観は、一目でマイバッハとわかるエクステリアとなっていると語る。
軽い力で確実にドアを閉めることができるドアクロージングサポーター、ディスプレイ操作でドア開閉が可能な電動コンフォートドア(前席/後席)、車両の操縦性を向上させるリア・アクスルステアリングを採用し快適性や利便性を高めた。
インテリアは、上質な素材を大胆に使用したウッドパネルや植物由来原料で加工したナッパレザーシート、MBUXハイパースクリーンやMBUXリアエンターテインメントシステムを標準装備し、ラグジュアリーかつ快適な移動空間を実現するという。
また、オプションのファーストクラスパッケージ(4人乗り仕様)では、後席がセパレートシートになり、ダイナミックセレクトの「マイバッハ」モードとあわせて極上の乗り心地を提供すると述べた。
パワートレインは前後にモーターを搭載し、最大出力658ps/最大トルク97.38kg-mを発揮、バッテリー容量は118kWhを搭載、WLTCモード一充電走行距離は640kmとなる。
エクステリア
フロント
象徴的なスリーポインテッドスターのボンネットマスコットが装着される。
さらに、垂直にクロームメッキされた立体的なデザインのオーナメントが付いたブラックパネルのフロントグリルが、個性と高級感を強調し、フロントバンパーのエアインテークフロントサイドスカートにはマイバッハパターンをあしらい、ランニングボードにはメルセデス・マイバッハのエンブレムを配置し、特別感を演出する。
サイドビュー
際立つのはクローム仕上げのBピラーで特にBピラーからCピラーにかけての後席空間の広さが外観からも想起できるようになっており、Dピラーにもメルセデス・マイバッハのエンブレムがあしらわれた。
ハイグロスブラックのホイール・ハウスや格納式シームレスドアハンドル、専用デザインの22インチアルミホイールがSUVのパフォーマンスとエモーショナルな存在感を強調。
デザイン
LEDリアコンビネーションランプの内部が曲線的な螺旋構造となっており、立体的に映るような工夫が施された。
フロントと同じくリアにも連続したライトバンド(光の帯)が設けられ、ルーフスポイラー、リアガラス下部、リアエプロンにクロームオーナメントが施されている。
2トーンペイント(オプション設定)
マイバッハ EQS SUVの外装色は、標準で6色(オブシディアンブラック/セレナイトグレー/ハイテックシルバー/エメラルドグリーン/ソーダライトブルー/ベルベットブラウン)、オプションで2色(アルペングレー/オパリスホワイト)に加え、オプションとして5種類の特徴的な外観の2トーンペイントも用意する。
この塗装は、手作業で行われることで高い品質基準が保たれており、組み合わせは次の通りとなる。
・ハイテックシルバー/オブシディアンブラック
・ハイテックシルバー/ノーティックブルー
・オブシディアンブラック/セレナイトグレー
・オブシディアンブラック/カラハリゴールド
・ベルベットブラウン/オニキスブラック
(「ボディ下部/上部」の順で記載)