三菱の新型SUV「エクスフォース」 アセアン地域対象の安全性総合評価でファイブスターを獲得
公開 : 2024.08.06 11:45
三菱の新型コンパクトSUV「エクスフォース」がアセアン地域の新車を対象にした安全性能の総合評価で五つ星を獲得しました。今後は中東や南アジアにも順次展開を拡大する見込みだとアナウンスしています。
新型コンパクトSUV「エクスフォース」
三菱は、新型コンパクトSUV「エクスフォース」が、アセアン地域の新車を対象に安全性能を総合評価する「ASEAN NCAP」において、最高評価となる5☆(ファイブスター)を獲得したと発表した。
同社は、交通事故ゼロのクルマ社会に向けた安全理念を掲げ、安全技術の開発・普及と、交通安全教育の2つの側面から取り組みを進めていると述べる。
エクスフォース
衝突時のエネルギー吸収とキャビンの変形抑制を両立させた衝突安全強化ボディ「RISE」に加え、6つのSRSエアバッグを採用することで衝突安全性能を確保。
さらに、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]や後側方車両検知警報システム[BSW]、後退時交差車両検知警報システム[RCTA]、オートマチックハイビーム[AHB]などの先進安全装備によって、高い予防安全性能も備えたという。
2023年にインドネシアで世界初披露された同車は「Best-suited buddy for an exciting life(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)」をコンセプトに、アセアン地域での使われ方にこだわって開発した5人乗りのコンパクトSUVだ。
スタイリッシュかつ力強い本格的なSUVデザインを特長とし、取り回しの良いコンパクトなボディサイズでありながら、広々とした居住空間や多彩な収納スペースなどの快適性・実用性を両立。さらに、荒れた路面や冠水路などさまざまな天候や路面において、安心・安全の走破性を実現すると三菱は言う。
2023年11月にインドネシアで販売開始後、本年3月にベトナム、7月にフィリピンなどのアセアン地域、中南米やアフリカで発売しており、今後は中東や南アジアにも順次展開を拡大する計画だ。