メルセデスAMG Cクラス 詳細データテスト 足りないナチュラルさ 動力性能のわりに洗練度は高い
公開 : 2024.08.10 20:25
使い勝手 ★★★★★★★★☆☆
インフォテインメント
メルセデスのMBUXは、今やすっかりおなじみとなったマルチメディアシステム。ほぼすべての操作はタッチ画面式だが、レイアウトがよくできているので、じつにユーザーフレンドリーだ。
走行モードや充電設定、車両セッティング、カメラや音量を操作するショートカットバーが用意されている。ステアリングホイールの左側スポークにはトラックパッドや、センターディスプレイを操作するバックとホームの各ボタンも設置される。ステアリングホイール上のタッチ式スイッチが扱いにくいのは、毎度のことではあるのだが。
MBUXのゼロレイヤー・コンセプトは、ナビと空調の主要な操作、メディアのコントロールをホーム画面へ同時に表示できる。そのため、メニューの階層を深く掘ることはめったにない。
デジタルメーターパネルは、レースビューやマップビューなど、表示スタイルが数多く用意されている。しかしわれわれは、クラシックな円形2眼がもっとも見やすいと思う。エンジンやギアボックスの油温といった情報はメーター内に表示可能で、パフォーマンスカーとしては便利だ。
燈火類
パワーはエクセレント。アダプティブマトリックス機能も上々だ。
ステアリングとペダル
2ペダルの配置は一般的なものだが、さまざまなプラスティックのコンポーネントによりフットウェルはタイトで、左脚をゆったり伸ばすことができない。ステアリングコラムは電動調整式だ。