廃車の天国 米巨大ジャンクヤードで見つけた「お宝」 40選 後編 日本車も多数発見

公開 : 2024.08.24 18:25

フォードLTD IIスクワイア(1977年)

この写真は、ローナーズの地形と、夏の茂み具合を垣間見ることができる。取材班はこの魅力的なヤードを約4時間探索したが、半分以上のクルマを見逃してしまったと思う。しかし、このなかなか素敵なフォードLTD IIスクワイアをカメラに収めることができた。1977年に生産されたもので、ステーションワゴンが提供された唯一の年である。

フォードLTD IIスクワイア(1977年)
フォードLTD IIスクワイア(1977年)

ポンティアック・テンペスト(1963年)

1963年、ポンティアックはテンペストのカタログに、最高出力260psの強力な5.6L V8エンジンを追加した。1/4マイルを16.3秒で走破し、最高速度は200km/hに達するなど、素晴らしいパフォーマンスを発揮した。

しかし、この個体には3.2L 4気筒エンジンが搭載されていた可能性が高い。その場合、エンジンの出力は115psにとどまる。

ポンティアック・テンペスト(1963年)
ポンティアック・テンペスト(1963年)

ホンダアコード

初代ホンダ・アコードは、優れた燃費性能と充実した標準装備により、米国で好調なセールスを記録した。写真のハッチバックはLXと呼ばれるモデルで、エアコン、デジタル時計、パワーステアリングが標準装備されている。

ホンダ・アコードは日本車として初めて米国で組み立てられたクルマであり、1982年11月、オハイオ州メアリーズビルの工場で生産が開始された。

ホンダ・アコード
ホンダ・アコード

ビュイック・ランデブー

ビュイック・ランデブーは、2001年から2007年まで生産され、同社にとって特筆すべきヒット作となった。ビュイック初のクロスオーバーSUVとして、若年層をターゲットに30万台以上の販売を記録し、ポンティアック・アズテックを3倍近く上回った。

ビュイック・ランデブー
ビュイック・ランデブー

ダットサン280ZX

ダットサン280ZXのパーツをお探しだろうか? ローナーズには良い品揃えがある。この他にも、今回紹介した中で気になるものがあれば、ローナーズ(+1 320-235-4602)に電話するか、いっそのことミネソタ州ウィルマールまで足を運んでみよう。

ダットサン280ZX
ダットサン280ZX

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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