知っていたらスゴイ! 奇妙で無名なOEM供給車 41選 前編 「リバッジ」されたマイナーモデル
公開 : 2024.09.01 18:05
ホールデン・ジャッカルー
初代と第2世代(写真)のいすゞ・トゥルーパー(ビッグホーン)は、GMのオーストラリア部門でジャッカルーという名称で販売された。初代はホールデン初の四輪駆動車だった。
19世紀から使われているジャッカルー(Jackaroo)という言葉は、羊や牛の放牧場で働く若者を指す。
ホンダ・クロスロード
ホンダはクロスロードという名のSUVを2車種販売している。第2世代(2007年)はすべて自社開発である。1990年代に登場した初代は、ランドローバー・ディスカバリーのリバッジモデルで、当時ホンダとローバーが業務提携をしていたことから実現した。
その3.9Lエンジンは、現在に至るまでホンダの市販車に搭載されたものとしては最大であり、また唯一のV8エンジンである。
いすゞ・オンブレ
いすゞは、世界的にはとりわけピックアップトラックで有名である。ロデオやDマックスを知らない人はいないだろう。だがおそらく、オンブレはあまり聞き馴染みがないかもしれない。
1990年代後半に短期間販売されたシボレーS-10に、若干のデザイン変更を加えたモデルである。後継のiシリーズは、S-10の後継車であるシボレー・コロラド/GMCキャニオンと似たような関係にある。
ランチア・フラビア
ここで取り上げるフラビアは、1960年代を通じて販売され、後に「2000」と改名されたクルマとは何の関係もない。欧州市場で販売されたクライスラー200コンバーチブル(クライスラー・セブリングの改良型)をわずかに改造したものだ。
2012年に導入されたが、2年後に新型200の発売を受けて廃止された。
マツダ121
マツダは1970年代半ばから21世紀初頭まで、いくつかのモデルに「121」の名称を使用している。興味深いのは、よく見なければ第4世代のフォード・フィエスタとほとんど区別がつかないこのクルマだ。
両車は2002年まで生産された。それ以来、マツダ121というクルマは存在しない。
(翻訳者注:この記事は前編です。続きは『知っていたらスゴイ! 奇妙で無名なOEM供給車 41選 後編 「リバッジ」されたマイナーモデル』でお楽しみください。)
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