抜本的に進化した中型高級車 アウディ新型「A5」と「S5」欧州で販売開始 800万円弱から

公開 : 2024.08.16 06:05

デジタル重視のインテリア

新型A5のボディサイズは全長4829mm(先代比67mm増)、全幅1860mm(13mm増)、全高1444~1460mm、ホイールベースは2900mm(68mm増)と、全体的に大型化した。

エクステリアデザインは2021年に公開されたA6 eトロン・コンセプトの影響を受けている。特徴の1つは「クワトロ・マッスル」と呼ばれる、力強く盛り上がったフェンダーの造形だ。

アウディA5
アウディA5    アウディ

新たに採用されたOLEDのフロントライトとリアライトはそれぞれ8つの点灯パターンが用意されており、パターンを継続的に変化させるダイナミックモードもある。 “飾り” のエグゾーストチップは、顧客からのフィードバックに応えて廃止された。

インテリアはアウディ最新世代のレイアウトとなっている。ダッシュボードには大型の曲面ディスプレイを備え、11.9インチのデジタル・インストゥルメント・ディスプレイと14.5インチのインフォテインメント・タッチスクリーンが統合されている。

インフォテインメント・タッチスクリーンは、エアコンやシートヒーターなどの機能を司る。

助手席にはエンターテイメント用の10.9インチ・タッチスクリーンを追加することができる。スクリーンには走行中のドライバーの視界を遮るフィルターが付く。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事