【美しさ、優雅さ、伝統を讃える】 世界限定10台のロールス・ロイス・ファントム・シンティラ

公開 : 2024.08.22 11:45

ロールス・ロイスは設立120周年を迎える2024年、スピリット・オブ・エクスタシーという永遠のミューズにオマージュを捧げ世界限定10台の「ファントム・シンティラ」を発表しました。早速どうぞ。

プライベート・コレクションの発表

ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者クリス・ブラウンリッジ
「プライベート・コレクションの発表は、いつも画期的な瞬間です。世界に数台しか存在しないこれらの希少で収集価値のあるモーター・カーは、真の傑作です。

これらはロールス・ロイスのクリエイターや職人たちの限りない創意工夫と技能を示すとともに、お客様のアイデアを刺激して独自のコミッションにつなげるものでもあります。また、ロールス・ロイスが真のハウス・オブ・ラグジュアリーであることを象徴しています。

ロールス・ロイス・ファントム・シンティラ
ロールス・ロイス・ファントム・シンティラ

私たちは単に自動車を製造するだけではありません。今日のコレクターから高く評価され、将来にわたって大切にされる希少で複雑かつ精巧に作られた極めてラグジュアリーな製品を製造しています。

精巧なビスポーク製品を生み出し、特別な体験を形にすることは、今日の超高級品のお客様の要求に直接応えるものです。このアプローチは、今後も私たちのビジネスを形づくっていくでしょう。

また、VIPのお客様に向けたプライベート・オフィスのグローバル・ネットワークを拡大し、デザイナーがお客様と直接コラボレートし、世界のどこにいても最もエクスクルーシブな製品を共同で制作していきます。

さらに、ロールス・ロイスの本拠地、グッドウッドではビスポークの規模をさらに充実したものにすべく拡張を進めており、世界で最も複雑で洗練された体験とビスポークのラグジュアリー製品をお届けしてまいります。私たちの永遠のミューズであるスピリット・オブ・エクスタシーを称えるファントム・シンティラは、これらの理念を完璧に表現したものです。」と語り始めた。

ファントム・シンティラ

スピリット・オブ・エクスタシーは、1世紀以上にわたり、エレガンスと人類の功績を象徴し、音楽から写真、映像に至るまで、数えきれないほどの芸術作品にインスピレーションを与えてきたと彼らはいう。

設立120周年を迎える2024年、ロールス・ロイスはこの永遠のミューズにオマージュを捧げ、ファントム・シンティラと名付けられたプライベート・コレクションを発表する。

ロールス・ロイス・ファントム・シンティラ
ロールス・ロイス・ファントム・シンティラ

世界限定10台のこの壮麗なコレクションは、スピリット・オブ・エクスタシーの幻想的な美しさ、優雅さ、伝統を讃えるもので、ファントム・シンティラのデザインは、スピリット・オブ・エクスタシーのつかの間の存在の素晴らしさを思い起させ、その絶妙なインテリアは、自動車が通り過ぎる時に垣間見えるドレスの動きにインスピレーションを得たものである。

インテリア全体に施された優雅なビスポークの刺繍は、スピリット・オブ・エクスタシーのエレガントな躍動感を捉え、精緻なギャラリーのアートワークに結実。

入念にキュレーションされたデザインの特徴は、パリアン・マーブル(パロス島の大理石)への言及とともに、このフィギュアの起源を示唆し、2000年以上前、古典ギリシャの名もなき天才が、クロード・ジョンソンのロールス・ロイスのマスコットの原案にインスピレーションを与えた「サモトラケのニケ」を彫刻したのは、この有名な素材であったという。

ファントム・シンティラの名は、ラテン語で「閃光」(一瞬だけ現れる明るい光)を意味する言葉に由来し、これはクロード・ジョンソンが最初に閃いたマスコット、前述のギリシャ彫刻にちなんだもので、スピリット・オブ・エクスタシーの幻想的な優雅さ、車両が通り過ぎるほんの一瞬だけ視界に写りこむものでありながら、いつまでも残る深い印象を示唆している。

記事に関わった人々

  • AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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