【グリーンジャーニー発表】 サステナビリティと旅行本来の楽しさを両立!

公開 : 2024.08.21 06:25

移動には日産のEVを使用。宿泊施設や食事もサステナブルに

このツアーの特長としては、まず旅先の移動には日産の電気自動車(リーフなど)が用意されること。坂道もパワフルに走りながら、移動におけるCO2の排出量はゼロ。また、各エリアに充電器も用意されているから、電欠を心配することもない。

また、地元の食材を使った料理や、環境にやさしいアメニティなどを用意した、サステナブルな工夫のある施設に宿泊することができる。ゆったり癒やされるだけで、地球環境や地域社会に貢献できるというわけだ。

旅先の移動には日産の電気自動車(リーフなど)が用意される。
旅先の移動には日産の電気自動車(リーフなど)が用意される。    グリーンジャーニー推進委員会

旅先でのアクティビティも、その土地ならではの自然や文化に触れるものをオプションプランとして用意している。たとえば熊本阿蘇では、eバイクで阿蘇の噴火口に迫れる草原ライドや、千年の草原を進む乗馬トレッキング。伊勢志摩では、志摩自然学校でのシーカヤックや横山展望台で英虞湾を一望する、といったアクティビティが一部はオプションだが用意されている。

さらに、各地域のレストランとの連携により、地域の食材を活用したサステナブルなグルメも楽しむことができる。阿蘇市では、「あか牛」のハンバーグや牛丼、ローストビーフなど。志摩市では、アカモク(海藻)や、ウツボやアイゴなど低利用魚(本来の目的以外に捕れた魚)を使った料理を堪能することができる。

そのほか、地域と繋がる唯一無二の体験「コネクトプログラム」として、牡蠣養殖の体験(伊勢志摩)なども計画されている。

こうして、「旅」を起点にサステナブルへの理解を深め、脱炭素への意識や行動を根付かせる「グリーンジャーニー」。スタートは2つのツアーだけだが、日本旅行では今年度中には関東や東北などでも同様のツアーを行いたいと考えている。そして、2028年までには50以上、2033年までには200以上のツアーを設定し、のべ参加者数「1000万人以上」を目標としている。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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