「直列8気筒」が生んだエレガントな自動車 30選 前編 戦前戦後の高性能モデル

公開 : 2024.08.25 18:05

コードL-29(1929年)

実業家エレット・ロバン・コードの名を冠した短命ブランド、コード初のモデルはライカミング製4.9L直8を搭載している。同じエンジンを使用するライカミングとオーバーンはともにコードの所有だったため、当然の選択だろう。

エンジンはおなじみのものだったが、L-29の前輪駆動レイアウトは驚くほど革新的であった。しかし、販売にはそれほど繋がらず、わずか4400台を出荷して1932年以降に生産終了となった。

コードL-29(1929年)
コードL-29(1929年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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