【幅広いニーズに対応】 ホンダNバンに更なる選択肢が追加 EVの「Nバン イー」発表

公開 : 2024.08.29 11:45

EV化による低重心で運転しやすい

実際にNバン イー「e: FUN」で周回コースとワインディングコースを走行したが、EV化による低重心で終始安定しており、非常に運転しやすかった。ハンドリングのよさも特筆ものだ。

また、発進時はリニアかつスムーズでコントロールしやすく、そのままストレスなく加速してくれるので、荷崩れが心配な積載時も安心してドライブできる。

EVなので屋内施設でも店舗を展開でき、排気ガスを出すことなくエアコンを使用することができる。もちろん、給電も可能だ。
EVなので屋内施設でも店舗を展開でき、排気ガスを出すことなくエアコンを使用することができる。もちろん、給電も可能だ。    高桑秀典

そういったEVならではの特性、取り回しのよさ、エアボリュームを確保した13インチタイヤの採用、乗用車レベルの乗り心地が疲労の軽減につながるはずだ。

電動ブレーキサーボの採用によって航続距離とブレーキフィールのよさを両立させており、回生エネルギーを取り切れるこの装備もドライバーを疲れさせない。

会員制サポートサービス「ホンダ・トータル・ケア」のIDを取得することでホンダ・コネクトを無料で利用でき、お出かけ前タイマー設定、充電待機時間設定、最大電流量設定、最大充電量設定、外部給電下限SOC設定をスマートフォンアプリからリモート操作できること、屋内施設でも給電できる点もポイントだ。

純正アクセサリーのメッシュポケット、ルーフコンソール、アームレストコンソール、クロスバー、ウィンドウプロテクションバー、セパレートカーテン、ルーモビキット、ルーフキャリア、ルーフインナーラック、各種デカール、AC外部給電器、外部電源入力キットなどを活用すれば、さらに使いやすくなるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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