【着々と進むベントレーの戦略】 新たに2つのプロジェクト加盟と支援を発表 ベントレー環境財団

公開 : 2024.08.30 07:05

「ケルプの森保護プロジェクト」コメント

ベントレー環境財団 広報・DEI担当最高責任者 ウェイン・ブルース

ベントレーは、革新的な環境保護への取り組みと、問題を解決することに注力しています。シーツリーズや、他の先進的な組織と提携することで、未来のために地球を守り、再生していく長期的な取り組みを実現してまいります。

今回の支援はこの取り組みを裏付けるものでもあり、今後も世界で重要なブルーカーボン生態系の保護と改善に貢献いたします。この取り組みは、私たちのビヨンド100戦略と地球環境を守るため継続的に取り組んでいくことを提示し、財団は環境改善を進める重要な役割を果たしています。

シーツリーズ 共同創設者・ディレクター マイケル・スチュワート

ベントレー環境財団の動きについて。
ベントレー環境財団の動きについて。

ベントレー環境財団との提携は、カリフォルニアでのケルプ再生活動にとって大きな変革をもたらします。

ベントレーからの資金提供と支援により、ケルプの森が直面している危機に対して、多面的なアプローチをすることが可能となりました。彼らの支援は、海洋生息地の再生を助けるだけでなく、気候変動の問題にも対応し、海を守るための革新的な協力です。

レザーナチュラリー加盟について

ベントレーは、サステナブルなレザー業界を代表する国際団体(NGO)レザーナチュラリーに、初の自動車メーカーとして加盟した。

レザーナチュラリーは、環境に配慮して調達し認定されたレザーを、循環経済の一部として使うことを推進している。レザーナチュラリーへの加盟は、ベントレーにとって新しい環境への取り組みであり、ビヨンド100戦略の一環でもあるという。

ベントレー環境財団の動きについて。
ベントレー環境財団の動きについて。

2021年には、ベントレーがレザーワーキンググループに加盟した初の自動車メーカーとなり、レザー業界のビジネス慣行と環境への配慮を進めており、今後は、サステナブルなラグジュアリー自動車メーカーのグローバルリーダーとなり、継続的に取り組んでいくと述べられた。

2021年にレザーワーキンググループに加盟してからベントレーが導入したのは、サステナブルなレザーのオプションだ。

このレザーは、オリーブオイル業界のオーガニックな副産物を使い、環境に配慮したタンニングプロセス(レザーを加工し耐久性を持たせるためのプロセス)で作られており、オリーブオイルを作る工程で生じる廃水を利用して加工されたこのレザーは、有害な重金属や鉱物、アルデヒドを含まない鞣し剤で処理される。

レザーナチュラリーは、幅広い業界からのグローバルなメンバーで構成されており、食品業界の副産物である皮革を使用したレザーに焦点を当てた教育・広報活動を行い、環境や社会に配慮した循環経済を支援していくと語っている。

記事に関わった人々

  • AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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