【ヒョンデ・アイオニック5長期レポート1】EVキャンプは無限の可能性!

公開 : 2024.09.04 11:15  更新 : 2024.09.04 13:36

EVラーメンとEVかき氷

イベントをサポートしたヒョンデ・モビリティ・ジャパンは、アイオニック5からV2Lで電源を供給し、ラーメンとかき氷の屋台を出展した。その名も「ヒョンデEVラーメン」と「ヒョンデEVかき氷」である(富士山の天然水を使用し、とても美味!)。暖簾や提灯を飾りいかにもお祭りの雰囲気で、SNSとリンクしたプレゼント企画もあり、イベントを盛り上げる。

辻榮さんによると、V2Lを使用した試みはいろいろとあって、昨年はeスポーツ大会を行ったそう。普通は動かせないゲーミングPCがアイオニック5なら動くそうで、スターリンクでWi-Fi環境を作り、大いに盛り上がったようだ。「不便を楽しむのもキャンプですが、EVなら設営や調理もすごく楽にできて、お手軽キャンプができるんです」。

V2L電源を使用した、ヒョンデEVラーメンとEVかき氷のブースを設置。
V2L電源を使用した、ヒョンデEVラーメンとEVかき氷のブースを設置。    平井大介

ちなみに辻榮さんはガソリン車も大好きで、それぞれの魅力を楽しんでいる印象。自動車趣味人の間ではEVというだけで敬遠する反応も見受けられるが、アイオニック5に1週間乗って、さらにEVでキャンプを自由に楽しんでいる人たちを見て、これは、EVを今楽しまなければ損なのではないか、と強く思った。そう、EVは自由な雰囲気なのだ。

ならば、クルマ好きが思わず振り返る新鮮なデザインを持つアイオニック5を、たっぷりと楽しみ尽くしたい! そう感じた取材第1弾となった。(つづく)

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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