835psのV12ツインターボ搭載! 新型アストンマーティン・ヴァンキッシュ登場

公開 : 2024.09.03 05:30  更新 : 2024.09.03 10:40

人にやさしいインテリア

インテリアは「クラフトマンシップ」と「精度」をテーマに開発された。各種素材を組み合わせ、ラグジュアリー感と上質感を高めたモダンでクリーンなデザインだ。

ドライバーの正面にはフルデジタルの 10.25 インチ TFT ドライバーディスプレイが配され、センターコンソールにはインフォテインメント、ナビ、空調、さまざまな設定が行える10.25インチのタッチスクリーンが位置する。

インテリアはクラフトマンシップと精度がテーマ。
インテリアはクラフトマンシップと精度がテーマ。    上野和秀

エアコンの温度調整や、オーディオのボリュームは、アストンマーティンが謳うデジタルとアナログを融合した造りとなっている。これらは物理スイッチで行い、乗る者の操作性を優先した優しいクルマ創りが感じられる。

新型ヴァンキッシュは既にオーダーを受け付けており、最初のデリバリーは 2024 年第 4 四半期を予定していると発表された。

SPEC:ASTON MARTIN VANQUISH

アストンマーティン・ヴァンキッシュ
全長×全幅×全高:4850×1980×1290mm
駆動方式:RWD
車両重量:1774kg
パワートレイン:V型12気筒DOHC4バルブ 5204cc
+ツインターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:835ps/6500rpm
最大トルク:101.9kg-m/2500-5000rpm
最高速度:345km/h
ギアボックス:8速オートマティック
タイヤサイズ(F/R):275/35ZR21 / 325/30ZR21
燃料タンク容量:82リッター

タイヤは専用設計のピレリP-Zeroで、ヴァンキッシュのために開発された専用品。
タイヤは専用設計のピレリP-Zeroで、ヴァンキッシュのために開発された専用品。    上野和秀

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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