【4つの運転支援機能を初採用】 EV×SUV「600e」登場 フィアットに1年半振りのニューモデル
公開 : 2024.09.11 06:45 更新 : 2024.09.11 21:27
フィアットは「600e(セイチェント・イー)」を発表しました。同社1年半振りのニューモデルとなるEV化されたコンパクトSUVです。フィアットの伝統を受け継ぎながら、4つの運転支援機能をブランドとして初採用しました。
新型EVである「600e」
フィアットは新型EVである「600e」の発売を、メーカー希望小売価格(税込)585万円にて開始した。
フィアット・ブランドのラインナップに、1年半ぶりに加わる新モデル「600」の電気自動車「600e」は、アイコニックなイタリアンデザインに快適性、革新性、テクノロジーを詰め込んだ、100%BEVのコンパクトSUVだと同社は述べている。
「600e」の最大の特徴は、1955年に発売した初代「600」や「500e」からインスピレーションを得たデザインを随所に散りばめた点で、フィアット・ブランドとして初めて、下記4つの運転支援機能を装備した点も特徴となる。
フィアット・ブランド初採用の運転支援機能
レーンポジションアシスト
任意の位置を設定しステアリングを握ることで、その位置を維持するレーンポジションアシスト機能を搭載。運転時のステアリングをサポートする。
アクティブランバーサポート
運転席にシートマッサージ機能を搭載。ドライバーの疲労を軽減する。
ハンズフリーパワーリフトゲート
リアバンパー付近に足を入れると、トランクゲートが開く機能を搭載。手が荷物でふさがっている状態での積載をサポートする。
キーレスエントリー(プロキシミティセンサー付)
車のロックを車両周囲1メートルから遠ざかると自動施錠、車両周囲3メートル以内に接近すると自動解錠。ドライバーのシームレスな乗り降りを実現する。
新型「600e」の特徴
エクステリア
初代「600」および「500e」のデザインアクセントを継承した、丸みのあるフォルムやLEDライトを装備。グロスブラックのアクセントを随所に採用し、18インチダイヤモンドカットアルミホイールとともに精悍さを際立たせている。
インテリア
アイボリーカラーを基調としたインテリアには、丸形のメータークラスターや、2スポークステアリングホイールなど、初代「600」からのインスピレーションが散りばめられている。
シートには、アイボリーカラーのエコレザーシートを採用し、フィアットロゴのエンボスおよびターコイズブルーのステッチをアクセントとして追加し、ラゲッジルームは、360Lの容量を備え、後部座席を倒した状態で、最大1231Lの積載が可能となる。
パワートレイン
54kWhのバッテリーを装備し、一充電航続距離(WLTCモード)は493km。普通充電および急速充電に対応。
ボディカラー
フィアット・ブランドとして新色の「サンセット・オレンジ」/「スカイ・ブルー」、人気の「ホワイト」の3色。
アクセサリーパーツ
「600e」の発売に合わせて、デザインアクセントとして使える、純正アクセサリーパーツを発売。
・フロントロゴ(ホワイト)
・リアロゴ(ホワイト)
・ミラーカバー(ホワイト)
・プレミアムフロアマット(600ロゴ付き)
・ドアシルスカッフプレート
・カーゴトレー
・デジタルルームミラー(ドライブレコーダー付き)
・ETCセット(フィアット・ロゴ付き)
また発表を記念し、「フィアット・チャオ600eフェスタ」と題したまるごとイタリアンな14日間のイベントも開催され、詳しくは特別サイトにて公開されている。
・実施期間:9月10日~23日
・開催時間:10:00~18:00
・開催場所: 東京・二子玉川ライズ ガレリア
・週末イベント(9/14~16):フィアット・ピクニック・デイズ
・週末イベント(9/21~23):600e特別試乗会