ロータスが “新型スポーツカー” 9月17日公開へ アグレッシブな2人乗りEVコンセプト登場か

公開 : 2024.09.16 06:05

ロータスが9月17日に新型スポーツカー「セオリー1」を発表する。詳細不明だがコンセプトモデルの可能性が高く、エリーゼやエミーラの後継EVを予告するものと考えられる。

エミーラ後継EV? 詳細は明かさず

英国のロータスは9月17日、新型スポーツカー「セオリー1(Theory 1)」を発表する予定だ。市販車ではなく、コンセプトカーの可能性が高い。

中国のソーシャルメディア上には車両のリアエンドを写したと思われる予告画像が投稿されている。

ロータスが中国SNSで公開した「セオリー1」の予告画像
ロータスが中国SNSで公開した「セオリー1」の予告画像    ロータス

大部分は隠されているが、アグレッシブなスポイラーがはっきりと確認でき、パフォーマンス重視のスポーツモデルであることを示唆している。

サーキット走行に特化した2イレブンや3イレブンを除き、ロータスのロードカーは1958年のエリート(Elite)の登場以来、すべて「E」で始まる名前が付けられている。

今回のセオリー1は、エリーゼやエミーラの後継となる次世代EVモデル「タイプ135(開発コードネーム)」のデザインを予告するデザインスタディのような立ち位置かもしれない。

タイプ135は2027年頃に発売予定だが、より小型で軽量なバッテリーが実用化されるまで発売が延期される可能性も示唆されている。

ロータスは近年、セダンのエメヤやSUVのエレトレを導入しているが、依然として2人乗りのスポーツカーをブランドの中心に据える構えだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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