【爽快スポーツモデルに進化】 ホンダ・シビックをマイナーチェンジ 「RS」をガソリンモデルに設定

公開 : 2024.09.14 11:45

ホンダは11代目となるシビックのマイナーモデルチェンジを発表しました。フロントフェイスのデザイン変更に加え、RSグレードをガソリンモデルに設定。更にe:HEVモデルも2グレード設定となっています。

今回のマイナーモデルチェンジ

ホンダは、2021年に発売した11代目シビックは、同社クルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げ、親しみやすさと特別な存在感をあわせ持つことで、乗る人すべてが「爽快」になることを目指して開発されたモデルであり、進化したデザインやスポーティーな走りなどにより、顧客から多くの支持を得ていると発表している。

今回のマイナーモデルチェンジでは、フロントフェイスをより端正なデザインに変更するとともに、軽快かつ意のままに操る喜びの提供を目指した新グレード「RS」を、ガソリンモデルに設定。

ホンダ・シビックがマイナーモデルチェンジ。
ホンダ・シビックがマイナーモデルチェンジ。

日常のさまざまなシーンにおいてモーターで走行し、低燃費で滑らかな走りを実現する2モーターハイブリッドシステムを搭載したe:HEVモデルとガソリンモデルの2タイプで、ドライバーの操作とクルマの挙動が気持ちよくつながる操る楽しさや、質感の高い爽快な走りを提供するという。

メーカー希望小売価格(税込)は344万8500円~430万7600円で、全モデルFFで、月間500台の販売を計画する。

ボディーカラーのラインナップはクリスタルブラック・パール/プラチナホワイト・パール/ソニックグレー・パール/シーベッドブルー・パール/プレミアムクリスタルレッド・メタリック。

シビックの主な特長

デザイン

エクステリアデザインは、低重心・水平基調で、シンプルかつ流れるようなクーペイメージのプロポーションはそのままに、よりシャープで精悍なフロントバンパーデザインへ変更することで、フロントやサイドからのスポーティーなシルエットをさらに際立たせた。

主な変更点

e:HEVモデル

・従来モノグレードだったe:HEVモデルを、e:HEV LXとe:HEV EXの2グレード設定に変更。
・インテリアには、ハイブリッドの静かで滑らかな走りを想起させる、より明るく軽快な印象のグレー内装を追加。
・18インチのアルミホイールには、シャークグレーメタリック、マット切削の新規デザインを採用。
・e:HEV EXでは、電動パノラミックサンルーフを標準装備。開放感をさらに高めるとともに、電動式チルトアップ機構による優れた換気性能がキャビン内の快適性を向上させる。

ガソリンモデル

ホンダ・シビックがマイナーモデルチェンジ。
ホンダ・シビックがマイナーモデルチェンジ。

・LX/EX(CVT)に加え、クルマを意のままに操る喜びを気軽に体験することを目指した新グレードRS(6速MTのみ)を新たに設定。心高ぶる、走りの質にさらにこだわった新グレードとなる。

RSグレード詳細

・ブラック加飾されたヘッドライトリング、ドアミラーカバー、シャークフィンアンテナ、エキパイフィニッシャー、ホイールナットを装着し、さらに車両前後にRSエンブレムを付けることでスポーティーさを強調。

・減速操作に合わせてエンジン回転数を自動で制御し、スムーズなマニュアル運転操作をサポートするレブマッチシステムを採用。また、慣性モーメントを30%低減したシングルマス軽量フライホイールを採用することで素早い回転落ちを実現。軽快なシフトチェンジやクルマと繋がる一体感が楽しる。

・荒れた路面でも車体の揺れを抑制する、徹底的に性能を突き詰めた専用のサスペンションを採用。専用にチューニングされたステアリングと足回りにより、軽快で一体感の高い旋回フィールを楽しめる。

・フロントディスクローターに大径化したRS専用ブレーキを採用。踏み始めからドライバーの意図した通りの減速度が発生し、コントロール性もより向上された。

・4つのドライブモードスイッチ(ノーマル/スポーツ/エコ/インディヴィジュアル)や、RS専用のウエルカムアニメーションが入った液晶メーターなど、充実の機能により走りのこだわりに応える。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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