メルセデス・ベンツA45 AMG、パワーアップか

公開 : 2015.01.16 22:50  更新 : 2017.06.01 02:11

世界で最も速いコンパクト・ハッチバックを標榜するメルセデス・ベンツA45 AMGは、今年後半に予定されているミッドライフのフェイスリフトでパワー・アップを目論んでいるようだ。というのも、現行のA45 AMGは360psだが、新しいアウディRS3に搭載される2.5ℓ5気筒ターボのパワーが367psと、A45 AMGを上回ってしまったからだ。

AMGのボス、トビアス・メールズは、この秋にデビューするフェイスリフトされたA45 AMGについて、「再び最強の名前を獲得する」と明言したのだ。

A45 AMGに搭載されているエンジンは、現在でもその2ℓというキャパシティを考えれば、十分に掟破りのものと言えるが、恐らく打倒アウディのために380psまでスープアップされることになろう。

最高速度はリミッターで制限される250km/hのままだが、0-100km/h加速は現行の4.5秒から最低でも0.1秒短縮される予定だ。

また、AMGでは、A45 AMGとスタンダードなAクラスとの間に位置するモデルを、このフェイスリフトの機に発表しようという計画もあるようだ。そのエンジンに関してはまだ不明だが、このモデルでは、スタンダードなAクラスには本来与えられないA45 AMGと同じフロント・グリルが装備されるという。

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