【詳細データテスト】マセラティ・グラントゥーリズモ 快適志向のGT ただしドライビングも楽しめる

公開 : 2024.09.21 20:25

スペック

エンジン

駆動方式:フロント縦置き四輪駆動
形式:V型6気筒2992ccツインターボ、ガソリン
ブロック・ヘッド:アルミニウム
ボア×ストローク:φ88.0×82.0mm
圧縮比:11.1:1
バルブ配置:4バルブDOHC
最高出力:550ps/6500rpm
最大トルク:66.2kg-m/3000rpm
エンジン許容回転数:7200rpm
馬力荷重比:306ps/t
トルク荷重比:36.9kg-m/t
エンジン比出力:184ps/L

ボディ/シャシー

全長:4966mm
ホイールベース:2929mm
オーバーハング(前):949mm
オーバーハング(後):1088mm

プラットフォームは先代から全面刷新。内燃エンジンと電動パワートレインの双方に対応する。
プラットフォームは先代から全面刷新。内燃エンジンと電動パワートレインの双方に対応する。

全幅(ミラー含む):2113mm
全幅(両ドア開き):3660mm

全高:1353mm
全高(トランクリッド開き):1770mm

足元長さ(前席):最大1125mm
足元長さ(後席):660mm
座面~天井(前席):最大1035mm
座面~天井(後席):890mm

積載容量:310L

構造:スティール/アルミモノコック
車両重量:1795kg(公称値)/-kg(実測値)
前後重量配分:52:48
抗力係数:0.28
ホイール前/後:9.5Jx20/10.5Jx21
タイヤ前/後:265/30 R20 94Y/295/30 R21 102Y
グッドイヤー・イーグルF1 SS MGT
スペアタイヤ:なし(修理キットをオプション設定)

変速機

形式:8速AT
ギア比/1000rpm時車速〈km/h〉
1速:5.00/8.7 
2速:3.20/13.5 
3速:2.14/20.3 
4速:1.72/25.4 
5速:1.31/33.0    
6速:1.00/43.3 
7速:0.82/52.6 
8速:0.64/67.8 
最終減速比:3.09:1

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:7.9km/L
ツーリング:11.7km/L
日常走行:10.4km/L
動力性能計測時:3.5km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):-km/L
中速(郊外):-km/L
高速(高速道路):-km/L
超高速:-km/L
混合:10.0km/L

現実的な航続距離:552km
CO2排出量:227g/km

サスペンション

前:ダブルウィッシュボーン/エアスプリング、アダプティブダンパー、スタビライザー
後:マルチリンク/エアスプリング、アダプティブダンパー、スタビライザー

ステアリング

形式:電動機械式、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.4回転
最小回転直径:12.4m

ブレーキ

前:380mm通気冷却式ディスク、6ポット
後:350mm通気冷却式ディスク、4ポット

静粛性

アイドリング:53dBA
全開時(3速):89dBA
48km/h走行時:62dBA
80km/h走行時:65dBA
113km/h走行時:69dBA

発進加速

テスト条件:乾燥路面/気温20℃
0-30マイル/時(48km/h):1.4秒
0-40(64):2.0秒
0-50(80):2.7秒
0-60(97):3.6秒
0-70(113):4.5秒
0-80(129):5.5秒
0-90(145):6.7秒
0-100(161):8.0秒
0-110(177):9.5秒
0-120(193):11.3秒
0-130(209):13.3秒
0-402m発進加速:11.7秒(到達速度:196.8km/h)
0-1000m発進加速:21.1秒(到達速度:256.2km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
メルセデスAMG GT63(2024年)
テスト条件:乾燥路面/気温18℃
0-30マイル/時(48km/h):1.2秒
0-40(64):1.7秒
0-50(80):2.4秒
0-60(97):3.1秒
0-70(113):4.0秒
0-80(129):4.9秒
0-90(145):6.1秒
0-100(161):7.4秒
0-110(177):8.9秒
0-120(193):10.6秒
0-130(209):12.7秒
0-402m発進加速:11.4秒(到達速度:196.8km/h)
0-1000m発進加速:-秒(到達速度:-km/h)

中間加速

20-40mph(32-64km/h):1.6秒(2速)/3.1秒(3速)

30-50(48-80):1.3秒(2速)/1.9秒(3速)/2.7秒(4速)

40-60(64-97):1.5秒(2速)/1.8秒(3速)/2.2秒(4速)/3.2秒(5速)

50-70(80-113):1.8秒(3速)/2.2秒(4速)/2.8秒(5速)/4.6秒(6速)

60-80(97-129):1.9秒(3速)/2.2秒(4速)/2.9秒(5速)/4.0秒(6速)/6.0秒(7速)

70-90(113-145):2.3秒(3速)/2.3秒(4速)/3.0秒(5速)/4.1秒(6速)/5.4秒(7速)/11.1秒(8速)

80-100(129-161):2.4秒(4速)/3.1秒(5速)/4.3秒(6速)/5.6秒(7速)/9.2秒(8速)

90-110(145-177):2.8秒(4速)/3.2秒(5速)/4.5秒(6速)/5.9秒(7速)/8.2秒(8速)

100-120(161-193):3.4秒(5速)/4.7秒(6速)/6.3秒(7速)

110-130(177-209):3.7秒(5速)/4.9秒(6速)/6.4秒(7速)

ドライ制動距離

テスト条件:乾燥路面/気温20℃
30-0マイル/時(48km/h):8.2m
50-0マイル/時(64km/h):23.1m
70-0マイル/時(80km/h):44.5m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.66秒

ウェット制動距離

テスト条件:ウェット路面/気温20℃
30-0マイル/時(48km/h):12.5m
50-0マイル/時(64km/h):34.4m
70-0マイル/時(80km/h):70.1m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:3.67秒

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジョン・ブラッドショー

    John Bradshaw

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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