【TBCC2024】 若手から70歳代まで、クラシックカーでサーキットを果敢に走る!

公開 : 2024.09.25 17:45  更新 : 2024.09.25 20:57

タイムが1分17秒以下になると卒業

第46回TBCCは、入門者向けのクラブマンズ・カップに23台、クリスタル・カップに19台、スーパークリスタル・カップに8台、最上位クラスのハイパークリスタル・カップに6台がエントリー。

クラブマンズ・カップはベストラップタイムが1分30秒を超える程度、クリスタル・カップは1分25~27秒台程度、スーパークリスタル・カップは1分22~25秒台程度の車両、ドライバーが参加できる。

ベストラップが同程度の車両が争うので、各コーナーでバトルが繰り広げられる。
ベストラップが同程度の車両が争うので、各コーナーでバトルが繰り広げられる。    高桑秀典

過去に1分22秒よりも速いベスト・ラップタイムを記録している車両、ドライバーはハイパークリスタル・カップで走るが、周回タイムが1分17秒以下になるとTBCCを卒業することになる。そのようなレギュレーションになっており、マナー違反に対するペナルティを明確化していることからも、TBCCが安全に配慮していることを窺い知れる。

第46回のレースリザルトは下記のとおり。クラブマンズ・カップは1968年式アルファ・ロメオGT1300ジュニアの榎並選手、クリスタル・カップは1974年式ジェンセン・ヒーレーSPLの小林選手、スーパークリスタル・カップは1969年式アルファ・ロメオ1750GTVの前田選手、ハイパークリスタル・カップは1972年式アルファ・ロメオ2000スパイダー・ヴェローチェの安藤選手が、それぞれ1位を獲得した。

次戦となる第47回TBCCは、12月1日に袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催される。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 編集

    平井大介

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

関連テーマ

おすすめ記事