マクラーレンの「新型スーパーカー」10月6日発表へ 高出力ハイブリッド採用か

公開 : 2024.09.27 06:05

マクラーレンは10月6日にアルティメット・シリーズの新型車を発表する。「F1」や「P1」の後継車と見込まれ、次世代のハイブリッド・パワートレインを搭載すると予想されている。

アルティメット・シリーズの新型が登場

英国のマクラーレンは10月6日(現地時間)、アルティメット・シリーズの新型スーパーカーを発表する予定だ。

同社が公開した予告映像では、マクラーレンF1とP1が登場し、両車の後継車となることが示唆されている。

新型車はマクラーレンP1の後継となるようだ。
新型車はマクラーレンP1の後継となるようだ。

新型車は、次世代のハイブリッド・パワートレインを搭載すると期待される。マクラーレンはこれまで、「1」のナンバーを受け継ぐモデルには、テクノロジーの世代交代が必要であると述べてきた。

詳細はまだ明かされていないが、最高出力においてはP1の916psを上回るだろう。

一方、フル電動のEVはまだ数年先になると思われる。

マクラーレンの最高経営責任者(CEO)であるマイケル・ライターズ氏は昨年、AUTOCARの取材に対し、EVスーパーカーは現時点では重量の問題があるため、「まだ確信が持てない」と語った。

同氏は「2000kgで2000馬力のクルマを作りたいとは思わない。そんなクルマなら誰にでも作れる、我々は、重量で750と肩を並べるクルマを作りたい」としている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ愛知在住。幼少期から乗り物好き。住宅営業や記事編集者といった職を経て、フリーランスとして自動車メディアで記事を書くことに。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。

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