【ジープにも初EV】電気自動車ジープ・アベンジャー発売 限定車150台も同時発表

公開 : 2024.09.29 11:45

ジープ初となる電気自動車「アベンジャー」が発表されました。これに加え発売を記念し限定車「アベンジャー・ローンチ・エディション」も150台限定で発表されています。詳細をどうぞ。

初の電気自動車「アベンジャー

ジープはブランド初の電気自動車「アベンジャー」の発売を開始した。メーカー希望小売価格(税込)は580万円。

新型「アベンジャー」は、2022年発表の「コマンダー」以来、約2年ぶりとなる、新たにブランドのラインナップに加わるモデルであり、新型モデルの発売を記念し限定車「アベンジャー・ローンチ・エディション」も150台限定で発売された。こちらのメーカー希望小売価格(税込)は、595万円となる。

アベンジャー・ローンチ・エディション

ジープ初のEV「アベンジャー」発表。
ジープ初のEV「アベンジャー」発表。    平井大介

ベースモデルにパワーサンルーフ、18インチアルミホイール、ブラックペイントルーフおよびイエローダッシュボードの特別装備4点に加えて、本物を忠実に再現した1/43サイズのダイキャスト、総額約33万円相当の装備を付けた限定モデル。

さらに、「アベンジャー」成約者には、全国の充電スポットで使える「ジープ・チャージング・カード」が先着500名にプレゼントされ、カード発行料手数料に加え、普通・急速充電が使える月額会員料金および月180分相当の充電料金を6か月間無償で提供するという。

なお、新型「アベンジャー」の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」は65万円となっている。

新型アベンジャーの特徴 エクステリア/インテリア

エクステリア

・フロントの「7スロットグリル」はヘッドランプよりも前面に配置され、万が一の衝撃からヘッドランプを保護。
・サイドの盛り上がったフェンダー部分は、力強い印象を与え、オンロードでもオフロードでも堂々とした存在感を示す。
・リアには、ジェリー缶のデザインからインスパイアされた「X」のシグネチャー・ライトを装備(レネゲード同様)。この「X」をカモフラージュデザインに仕立てた「X-camo」は「アベンジャー」のモチーフとして様々な部位で用いられる。
・ジープの他モデルでも用いられる、遊び心溢れるアイコン(隠れキャラクター)は、フロント/リアウィンドウ/フロントスポイラー/テールゲート/ルーフレール部分に隠れている。

ボディカラー

ジープ・ブランドとして新色の「サン」および人気の「グラナイト」/「ボルケーノ」/「スノー」の4色。

インテリア

ジープ初のEV「アベンジャー」発表。
ジープ初のEV「アベンジャー」発表。    平井大介

「機能性を考慮したデザイン」を意識したインテリアには、多くの収納スペースを備える。
・ダッシュボード下部、大型センターコンソールおよびドアポケットなど、計約26Lのスペースがあり、大型センターコンソール内の仕切りは、取り外すことができ、調整可能。
・ラゲッジルームは、355Lの容量があり、十分な収納が可能。

記事に関わった人々

  • 撮影

    平井大介

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。
  • 執筆 / 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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