マクラーレン新型「W1」10月6日公開へ F1後継、新世代ハイブリッド・スーパーカー登場か

公開 : 2024.10.01 06:05

マクラーレンは10月6日に新型スーパーカー「W1」を公開する。アルティメット・シリーズ最新作で、F1やP1の後継車とされる。「次世代のベンチマーク」としてハイブリッド・パワートレインを搭載する見込みだ。

新たな「ベンチマーク」へ

英国のマクラーレンは、10月6日に発表予定の新型車の名称を「W1」とすることを明らかにした。F1とP1の後継車種で、アルティメット・シリーズの最新作となる。

マクラーレンはW1という名称について「世界選手権への想い」を表現したと説明している。今年は、マクラーレンがF1(フォーミュラ1)で初のコンストラクターズタイトルを獲得してから50年目にあたる。

新型「W1」は、マクラーレンのF1とP1の後継になるようだ。
新型「W1」は、マクラーレンのF1とP1の後継になるようだ。

マクラーレンが公開した予告映像では、F1とP1が紹介され、W1は「次のベンチマーク」と称されている。

W1はアルティメット・シリーズ最新のスーパーカーとして、次世代のハイブリッド・パワートレインを搭載すると予想されている。マクラーレンはこれまで、車名に「1」のナンバーを受け継ぐモデルには、テクノロジーの世代交代が必要であると述べてきた。

詳細はまだ明かされていないが、最高出力においてはP1の916psを上回る可能性が高い。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ愛知在住。幼少期から乗り物好き。住宅営業や記事編集者といった職を経て、フリーランスとして自動車メディアで記事を書くことに。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。

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