【エミーラに2025年モデル】ロータス・エミーラ ネーミングも歴史を踏襲し「SE」復活

公開 : 2024.10.01 10:00

ロータスはエミーラの「ファーストエディション」からグレード名を「ターボ」/「ターボSE」/「V6」へと変更し2025年モデルへとアップデートしたと発表しました。ロータスDNAは確実に継承されると述べています。

エミーラ2025年モデル

2022年と2023年の発売以来、世界中のドライビングファンを魅了してきたエミーラ・ファーストエディションとエミーラV6ファーストエディションは、2025年モデルから、エミーラ・ターボ、エミーラ・ターボSE、エミーラV6に生まれ変わると発表された。

エミーラらしい印象的なエクステリアライン、乗り心地とハンドリングを独自にブレンドしたスリリングなダイナミック・パフォーマンス、そして卓越したエアロダイナミクスなどの特性をベースにしながら、2025年モデルはパフォーマンスとデザインのレベルがさらに高められていると彼らは言う。

ロータス・エミーラに2025年モデル発表。
ロータス・エミーラに2025年モデル発表。

エミーラ3.5L V6スーパーチャージャーエンジンは、6速マニュアル、ATより選択でき、また4気筒可変ジオメトリーターボエンジンに8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)ギアボックスを組み合わせた エミーラ・ターボとターボSEも選択可能だ。

ロータス・カーズ プレジデント&CEO、アジア・中東・アフリカ ダン・バルマー

「2025年モデルのエミーラは、ロータスが誇るブランドのDNAとドライビング・ダイナミクスはそのままに、より幅広い顧客ニーズに対応するため、ラインナップを拡大する予定です。

ロータスが誇るブランドのDNAとドライビング・ダイナミクスを維持しながら、より幅広い顧客ニーズに応えていきます」と彼は述べた。

どんな変更?

パワートレインパフォーマンス

エミーラ・ターボは、355psの4気筒可変ジオメトリー・ターボエンジンと8速DCTギアボックスを搭載。この性能は、406psを搭載し、トルクを4.07kg-m向上させた新型エミーラ・ターボSEにより強化された。

また エミーラV6は、406psの3.5Lチャージクールド・スーパーチャージャーV6エンジンを搭載し、標準の6速マニュアルまたは6速AT(オプション)から選択可能だ。

コア機能

ロータス・エミーラに2025年モデル発表。
ロータス・エミーラに2025年モデル発表。

ロータスは、エミーラ・ターボ、エミーラ・ターボSE、エミーラV6に、新たなパフォーマンス機能とまったく新しいデザインを盛り込んだことに加え、豊富なオプションも用意し、顧客の好みに合ったエミーラを選べると述べている。

ネーミング

車名の由来は、ロータスの豊かな歴史にあり、エミーラ・ターボは、2L直列4気筒ターボエンジンだけでなく、1980年には、ターボ・エスプリで初めてターボを採用した。

エミーラ・ターボSEは、SE(Special Equipment)がタイプ14エリートに初めて導入されたオプションである「特別装備」パッケージの時代を思い出される方もいることだろう。

またタイプ26エラン、エランSEターボ、ロータス・コルチナ、エランS3、エランS4、プラス2にも採用され、さらにロータスは歴史的に、より高い出力とより多くの標準装備を示すSEバリアントを使用しており、エスプリ・ターボSE、エクセルSE、エランSE、ヨーロッパSEがある。

ロータスは、今もなお、この「SE」に忠実であり、エミーラ・ターボSEにも、高出力と装備レベルの向上を意味する「SE」が採用された。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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