日本車屈指の色香! マツダRX-7で1500km(1) ロータリーターボでバイオ燃料を燃やす
公開 : 2024.10.19 17:45
淀みなくパワーを生み出すロータリーターボ
高速道路のM1号線へ合流。グレートブリテン島の真ん中、シェフィールドの街で2度目の給油をする。バイオ燃料のドラム缶を載せたサステイン社のサポート車両が、RX-7を追走してくれている。
ドラム缶からの給油時間は、一般的なガソリンスタンドと殆ど変わらない。うっかりこぼした時に備えて、養生マットを敷く手間はあるけれど。人間もエネルギーを補給し、最初の夜を明かした。
翌日、目指すのはグレートブリテン島西部にあるウィンダミア・ボート・レーシングクラブ。このクラブが管理するボートの数隻は、バイオ燃料で航行しているらしい。
高速道路のM6号線で北上。国道A685号線へ降り、ルーン渓谷の道へ飛び込む。ロータリーターボが淀みなくパワーを生み出し、グリップを活かして鋭く旋回。滑らかなアスファルトが敷かれた日本の峠とは異なるが、素晴らしく楽しい。
凹凸を越えると、テールが稀にきしむ。ボディの負担を考え、程なくペースを落とした。シェフィールドからウィンダミア湖までなら、RX-7でも給油の必要はなかった。
この続きは、マツダRX-7で1500km(2)にて。