【試乗体験も!】すぐそこにあるテクノロジー Honda 0シリーズ搭載技術を公開

公開 : 2024.10.09 18:35

AD/ADASは運転中だけでなく自宅から目的地まで安全・安心でシームレスな人の移動を支援

バッテリーケースは、メガキャストと3D摩擦攪拌接合技術の採用によって薄型化を実現。衝突時加重分散ボディも採用し、バッテリー搭載可能面積を拡大している。

それらの次世代技術は、部品数を大きく削減できる6000トンクラスのメガキャストマシンの導入、軽く強度の高い素材の使用範囲を拡大可能としたCDC接合技術(世界初)、バッテリーパックの組み立てラインに生産効率と柔軟性を両立した新開発セル生産方式の採用といった生産技術の進化で実現した。
 
Wiseでは、これまで培ってきた知見と知能化技術の進化により、クルマそのものが賢くなる独自のSDVの実現を目指している。ビークルOSを搭載し、コネクテッド技術の進化と合わせてユーザー個々に最適化した知能化技術により、新しい移動体験を提供する。

モデルサイズによって異なる専用部品と共通部品をFSW技術で接合する。
モデルサイズによって異なる専用部品と共通部品をFSW技術で接合する。    高桑秀典

車両の購入後もクルマの機能はOTAによって継続的にアップデートされ、より魅力的な商品へと進化していくのだ。

Wiseで目指しているのは、世界に先駆けて全域アイズオフを実現したAD(自動運転)/ADAS(先進運転支援システム)、バイワイヤ・デバイスを統合とホンダ独自のロボティクス技術で培った制御などによる操る喜び、パワーユニットの高効率化によってEPAモードで300マイルの航続距離、知能化とデジタル技術の活用により、運転して使って繋がって楽しいを実現するデジタルUXだ。

新モデルは、来年1月開催のCES 2025で公開される予定。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事