【待望のマリナー】ベントレー第4世代 コンチネンタルGT/GTC/フライングスパーにマリナー導入

公開 : 2024.10.11 11:45

職人技と動力性能

見た目の美しさと職人技による贅沢感

新しいマリナーモデルのインテリアは、細部に至るまでこだわったクラフツマンシップの真髄を体現している。

新たにデザインされたマリナーのレザーカラースプリットから豊富な選択肢が用意されており、さらに特徴的なデザインラインとしての第三のアクセントカラーが加わることで、より一層の魅力が引き立てられるとベントレーは語る。

ベントレー第4世代のコンチネンタルGT/GTC/フライングスパーにマリナー導入。
ベントレー第4世代のコンチネンタルGT/GTC/フライングスパーにマリナー導入。

新しいマリナーモデルには、フライングスパー・マリナーの全席と、2ドアのコンチネンタルモデルの前席に対応したコンフォートシート仕様が用意され、姿勢調整機能やシートオートクライメイトシステムなどのウェルネス機能により、長距離の移動でも疲労を最小限に抑え、快適さを提供すると述べた。

さらに、ドライバーや乗客の快適性を向上させるために、空調システムにはエアイオナイザーや新しい微粒子フィルターが搭載され、車外と車内の空気質を表示する機能も追加。このシステムは、車のカーナビゲーションと連動しており、トンネル内で車内の空気を循環させるなど、必要に応じて車内の空気質を改善するための調整を自動で行う。

圧倒的なパワーと洗練された美しさ

最高峰モデルの新型コンチネンタルGT/GTCマリナー、フライングスパー・マリナーには、スピードモデルと共通するベントレーの革新的な新パワートレイン「ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッド」が搭載された。

この新パワートレインは、600psを発揮する4L V8エンジンと、190psの電動モーターを組み合わせたものであり、システム全体で最大出力は782ps/トルクは101.97kg-mを誇り、驚異的なパフォーマンスを発揮すると同時に、従来型ガソリンエンジンに比べ、CO2排出量と燃料消費量を約10分の1に抑えた唯一無二の車両だという。

そのため、日常使いできるスーパーカーの極限のパフォーマンスから、電動による優雅さや贅沢感まで、多彩な走行体験を提供する一方で、コンチネンタルGTはピュアEVモードで最大81km、フライングスパーは76kmまで、静かで穏やかな走行が可能だ。

これは、ゼロエミッションゾーン(走行中にCO2を排出しない車のみ走行できるエリア)や市内移動に最適で、フルEVモードは、最高速度140km/hで、スロットル操作が75パーセントまで適用可能となる。

バッテリーは、充電器とバッテリー容量の大幅な改善により、最短で2時間45分でフル充電することが可能で、ピーク充電電力は11kW。

よりダイナミックな走行を求める際には、ベントレーのV8エンジンと電動モーターの総出力782psが驚異的なパフォーマンスを発揮し、新パワートレイン「ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッド」のパワーを補完するのは、新しいデュアルバルブダンパーシステムとデュアルチャンバーエアスプリングで、より洗練されたチューニングオプションが可能だという。

その結果、新しいマリナーモデルは、パフォーマンス、ハンドリング、そして都市の中心部をスムーズに移動できる快適性の実現が可能となったと彼は強調した。

豊富な選択肢とテクノロジー

すべてのマリナーモデルにおいて、ベントレーの過去の色を含めた101色の塗装の中から選択することが可能。

さらに、特注のペイントマッチングも利用でき、インテリアには、15種類のメインのレザーカラー、11種類の副色、6種類のアクセントカラーが用意されており、無限のカラーバリエーションが楽しめる。

ベントレー第4世代のコンチネンタルGT/GTC/フライングスパーにマリナー導入。
ベントレー第4世代のコンチネンタルGT/GTC/フライングスパーにマリナー導入。

また、マリナーではオーダーメイドのレザーカラーを選択することができ、選択肢をさらに広げることが可能となる。レザーのほかに、8種類のウッドベニヤオプションと3種類のテクニカルフィニッシュが用意されており、これらはシングルまたはデュアルフィニッシュとして利用可能となり、インテリアのレザーや外装のペイントカラーに合わせてペイントマッチングすることも可能だ。

シームレスなテクノロジーの融合

すべてのモデルは最新世代のエレクトリックアーキテクチャを採用しており、インフォテインメントとドライバーアシスタンス技術の大きな進歩を遂げたとベントレーはいう。

この技術はラグジュアリーセグメントで最も進んでおり、運転者のインストゥルメントパネルに表示される環境ディスプレイを通じて、半自動運転モードでの運転をサポート。

また、デジタルエコシステムの「My Bentley App Studio」を通じてさらに快適性が向上。スマートフォンに依存することなく、インフォテインメントシステムに直接ダウンロードできるさまざまな車両やサードパーティのアプリケーションにアクセスできる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事