ミニがおしゃれな新型「オープンカー」発売 4人乗りのクーパー・コンバーチブル、464万円~国内発売

公開 : 2024.10.11 06:05  更新 : 2024.10.11 20:19

ミニ(MINI)は新型「クーパー・コンバーチブル」を日本国内で発表した。約20秒で開閉可能なファブリックルーフを備え、最高出力163psまたは204psの2.0Lガソリンエンジンを搭載する。来年より納車開始。

10月10日より販売開始

ミニ(MINI)は10月10日、新型のオープントップモデル「クーパー・コンバーチブル(Cooper Convertible)」を日本国内で発売した。

第4世代のミニ・クーパーに開閉式ソフトトップを採用したモデルで、生産工場はこれまでのオランダから英国に移された。日本向けのメーカー希望小売価格は464万円から。2025年初頭に納車開始予定だ。

ミニ・クーパー・コンバーチブルS
ミニ・クーパー・コンバーチブルS    ミニ

2種類のモデルが用意され、いずれも2.0L 4気筒ターボのガソリンエンジンを搭載する。最高出力163psのクーパー・コンバーチブルCと、最高出力204psのクーパー・コンバーチブルSだ。全車、7速デュアルクラッチ・オートマチック・トランスミッションを標準装備する。

クーパー・コンバーチブルSの0-100km加速は6.9秒で、ハッチバックのクーパーSより0.3秒遅い。同様に、クーパー・コンバーチブルCはハッチバックのクーパーCより0.5秒遅く、0-100km/h加速8.2秒とされている。

この性能差は、ファブリックルーフとその電動開閉機構によって40kgの重量が追加されたためである。

ルーフが完全に開くのに18秒、閉じるのに15秒かかる。30km/hまでの速度であれば走行中も開閉可能だ。ルーフを部分的に40cmだけ下げてサンルーフのようにする機能もある。

ルーフを閉じているときのトランク容量は215Lで、ハッチバックより5L大きい。ただし、ルーフを開くと160Lに縮小する。

風の巻き込みを軽減するウインドディフレクターと、横転時の乗員保護装置であるロールオーバー・プロテクション・システムが標準装備される。

インテリアはハッチバックと同様で、中央に設置された9.5インチの円形インフォテイメント・タッチスクリーンから、車内のほとんどの機能を操作できるようになっている。

「スポーツ」は、18インチホイール、アグレッシブなエクステリアキット、フェイクレザーとコーデュロイを用いたシートなど、高性能のジョン・クーパー・ワークス(JCW)のようなスタイルとなる。また、ステアリングホイールにはギアシフトパドルが追加される。

日本向けの価格はクーパー・コンバーチブルCが464万円から、クーパー・コンバーチブルSが514万円から。10月10日より全国のミニ正規ディーラーにて販売開始している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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