【レクサスLX史上初】ハイブリッドシステム搭載「LX700h」初公開 改良で「オーバートレイル」も設定
公開 : 2024.10.14 11:45
レクサスはフラッグシップSUVである「LX」に新ハイブリッドシステムを搭載した「LX700h」を発表しました。加えて一部改良にあわせ「オーバートレイル」を「GX」「NX」に続き設定しています。
もくじ
ーLXを一部改良
ーレクサス・インターナショナル・チーフエンジニア 横尾貴己のコメント
ー新型LXの主な特徴1
ー新型LXの主な特徴2
ーレクサス統一の走りの味、レクサス・ドライビング・シグネチャーの追求
ーより一層、楽に・上質にドライブいただくための機能・装備進化
ー多様なライフスタイルに寄り添うラインナップ
ー人間中心の考え方に基づいた先進安全技術
LXを一部改良
レクサスは、LXを一部改良し、さらにレクサス初となる新ハイブリッドシステムを搭載したLX700hを発表した。2024年末以降、順次各地域で発売予定とする。
レクサスは、1989年の創業以来、常にイノベーションの精神を貫き、新たな技術や価値を提供することに挑戦し続けているという。カーボンニュートラル社会の実現を目指すと共に、愛車と共に過ごすライフスタイルを楽しく豊かにしたいという想いのもと、世界中の顧客ニーズに応える多様な選択肢を提供していくと述べている。
LXは、「世界中のどんな道でも楽に・上質に」をコンセプトとして、世界中のあらゆる道での走行に耐えうる運動性能と、レクサスらしい上質な乗り心地を両立するフラッグシップSUVである一方で、ラインナップ上、唯一電動車の設定が無いモデルでもあった。
今回はLX700hの導入にあたり、LXが代々培ってきた「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を電動化においても守り抜く事を第一とした、新しいパラレルハイブリッドシステムを開発。
モータートルクを活かした、レクサスらしい走りの実現と共に、環境性能においては、車両使用時の年間CO2排出量をグローバルの全台数分でこれまで以上に低減しているという。
エンジンモデルを含めて、基本素性の向上により、レクサスならではの走りの味「レクサス・ドライビング・シグネチャー」のさらなるレベルアップを実施。
ドライバーの操作に遅れなく反応する“対話のできる走り”に磨きをかけると共に、安全装備に関しては、より安全、安心にお乗りいただくために、最新の「レクサス・セーフティ・システム+」(LSS+)へアップデートされた。
さらに、全世界の多様なニーズにより広く応えるために、「オーバートレイル」を新たに設定、先駆けて販売が開始されたGX・NXの「オーバートレイル」を含め、商品ラインアップを充実させていくと発表している。
レクサス・インターナショナル・チーフエンジニア 横尾貴己のコメント
Lexus International チーフエンジニア 横尾 貴己
「2021年に『世界中のどんな道でも楽に・上質に』というコンセプトを掲げフルモデルチェンジしたLXは、世界中のお客様から供給が追い付かない程のご好評をいただいており、改めて感謝申し上げます。
一方でカーボンニュートラル社会の実現を目指すレクサスのラインアップ中、唯一電動車の設定が無いというジレンマを抱えていたのも事実です。レクサスにとって、そして長らくLXに携わってきた私にとって、全世界の過酷な環境下で使用されるLXの電動化は、不可能と思えるほどの高いハードルであり、かつ悲願でもありました。
開発にあたり、最初に固めたのは『電動車であっても、歴代LXが守り抜いてきた信頼性・耐久性・悪路走破性は絶対に犠牲にしない』という強い意志と決意。
どうしたらLXとして安心にお使いいただけるか、どうしたら生きて帰って来られるか、どうしたらレクサスらしい走りを実現できるか。開発チーム一丸となり、たどり着いた答えが、新規パラレルハイブリッドシステムの開発とGA-Fプラットフォームの改良でした。
発売から約3年が経過したガソリン&ディーゼルモデルにおいても、レクサス・ドライビング・シグネチャーのさらなる追求と安全・快適装備の充実を行いました。
『走りの味磨き活動』で得られた知見をHEVモデル共々惜しみなく投入し、“対話のできる走り”に磨きをかけると共に、電子プラットフォームの刷新によるLSS+の最新化など、より一層“楽に・上質に”ドライブいただける改良を施しています。
新たに『オーバートレイル』パッケージも設定、お客様の多様なライフスタイルに寄り添うラインアップをさらに充実させました。
電動化という新たなステージに踏み出したHEVモデルをはじめ、開発チームの想いと拘りによって造り上げた新型LXの走りを、ぜひともご体感ください」と述べた。