リープモーター新型「B10」発表 グローバル市場向けのコンパクト電動クロスオーバー

公開 : 2024.10.17 18:05

中国のリープモーターが新型EV「B10」を欧州で発表した。Bセグメントに位置するコンパクトなクロスオーバーで、多くの安全システムや先進的な機能を備えているという。

中国ブランドの新EV

中国のEVメーカーであるリープモーター(Leapmotor)は、新型EV「B10」を欧州で発表した。

新型B10は、新型ルノー4 Eテック、ジープアベンジャーミニ・エースマンなどと競合する競争の激しいBセグメントSUVに位置づけられる。

パリ・モーターショーで公開されたリープモーターB10
パリ・モーターショーで公開されたリープモーターB10    AUTOCAR

同社の「Leap 3.5」プラットフォームをベースに、多くのアクティブ・セーフティ技術、カスタマイズ可能なドライバー・ディスプレイ、そして「インテリジェントな運転機能」を備えている。

パワートレインの詳細はまだ明らかではないが、先に発表されたC10と共有すると予想されている。C10では最高出力218psのモーターと69.9kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は420kmとされる。

B10はリープモーターの「Bシリーズ」の第一弾で、世界市場向けに特別に設計されているという。

欧州では、リープモーターはすでにSUVのC10、大型SUVのC16、シティカーのT03を投入している。

B10の価格は3万ポンド(約585万円)以下からになる見込みだ。

記事に関わった人々

  • ウィル・リメル

    Will Rimell

    英国編集部ライター
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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