【30モデル以上を一挙にリリース】カロッツェリアの2024年冬モデル、注目ポイント

公開 : 2024.10.17 17:05

「愛車のエンタメをもっと充実させたい」、「安全、安心ドライブを楽しみたい」と考えている人に注目してほしいのが、国内最大の商品ラインナップを誇るカロッツェリアの2024年冬モデル。
注目ポイントを浜先秀彰が解説します。

ディスプレイオーディオは10.1型大画面に

カロッツェリアといえば国内で最大の商品ラインナップを誇るカーAVブランド。ジャンルも多岐にわたり、さまざまなユーザーニーズを満たす製品が揃っている。今回は30モデル以上が一挙にリリースされたが、その中から5ジャンルの製品をピックアップして紹介しよう。

今やカー用品でもっとも人気のジャンルが『ディスプレイオーディオ』。新たにラインアップされた『DMH-SF900(オープン価格/実勢価格≪以下同≫13万円前後)』はシリーズ最上級となり、10.1型の大画面を搭載する。

ディスプレイオーディオはスマホと接続することでAV一体型ナビのように利用できる。
ディスプレイオーディオはスマホと接続することでAV一体型ナビのように利用できる。    パイオニア

機能面での特徴はスマホとの連携機能が一層強化されたこと。運転中でもスマホの主要機能をコントロールできるApple CarPlay(iPhone)、Android Auto(Androidスマホ)のワイヤレス接続を実現しており、これまでのようにケーブルを接続する必要がない。スマホをカバンやポケットに入れたままで自動接続するので、標準機能のようにスムーズに扱える。

また、新開発されたスマホアプリ『PxLink』を利用すれば、Apple CarPlay、Android Autoを使用しても画面を閉じることなくオーディオソース切り替えや音響調整などの操作が可能。Apple CarPlayについてはメニュー画面上に操作パネルを割込み表示させることもできる。

このほかディスプレイユニットの上部には『ルミナスバー』を搭載。再生中の音楽に合わせてイルミが光る『ミュージックライド』、ナビアプリのルートガイドに連動してイルミが光る『ルートガイダンスサポート』などの設定を備えている。楽しさと実用性を兼ね備えた新機能だ。

サイバーナビは8機種に。ドラレコも充実

そしてカロッツェリアカーナビのフラッグシップとなる、『サイバーナビ(19万円~25万円前後)』はモデルチェンジ。

外観、機能面ともに大きな変更は無いが、地図を最新バージョンへとすることで、より効率の良いルートガイドを実現している。ラインアップは8機種で、9型HDディスプレイを搭載したラージサイズボディの『AVIC-CQ912IV』、8型HDディスプレイを搭載したラージサイズボディの『AVIC-CL912IV』、7型HDディスプレイを搭載した200mmワイドサイズボディの『AVIC-CW912IV』、7型HDディスプレイを搭載した2DINサイズボディの『AVIC-CZ9112IV』の4種があり、それぞれに通信モジュールのネットワークスティック付属モデルがある(型番の末尾が-DC)。

サイバーナビはカロッツェリアのフラッグシップ。上級モデルは通信機能を標準搭載する。
サイバーナビはカロッツェリアのフラッグシップ。上級モデルは通信機能を標準搭載する。    パイオニア

人気ジャンルのひとつであるドライブレコーダーについてもラインアップが充実。主力モデルとして『VREC-DZ810D(3万3000円前後)』、『VREC-DZ410D(2万9000円前後)』、『VREC-DZ210D(2万5000円前後)』が加わった。

3モデルとも車両前後を同時に撮影できる2カメラ仕様でGPSやGセンサーなどを内蔵。コンパクトなうえ窓ガラスに直接貼り付けられる直付けタイプのため、前方視界を妨げないのも特徴だ。

最上級となるVREC-DZ810Dはドライブレコーダー本来の機能である“確実な映像記録”を極めた一台。フロントカメラは超高精細な4K画質なうえ、夜間も明るく正確な色で見えるウルトラナイトサイトも搭載している。

背面ディスプレイは3型と大きくて見やすい。VREC-DZ810Dではちょっと価格が高いという人はフロントカメラをフルHDとしたVREC-DZ410D、できるだけ手頃なモデルが欲しいという人は基本機能のみに絞ったVREC-DZ210Dを選ぶといいだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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